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小泉堯史監督が3人に絶大な信頼を置く理由とは?

松坂桃李×芳根京子×役所広司が熱い魂を宿す『雪の花 ―ともに在りて―』ポスター&場面写真解禁

2024.10.23 07:00

©︎2025映画「雪の花」製作委員会

2024.10.23 07:00

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松坂桃李、芳根京子、役所広司が出演する映画『雪の花 ―ともに在りて―』からポスタービジュアルと場面写真8点が解禁された。

巨匠・黒澤明監督に師事し、一貫して人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史監督が、吉村昭の原作『雪の花』(新潮文庫刊)を映画化した本作。日本映画を代表するキャストとスタッフが集結し、多くの人命を奪う疫病と闘った一人の町医者・笠原良策の生き様を描く。

舞台は江戸時代末期。死に至る病・疱瘡(天然痘)が大流行し、多くの人命が奪われていく中、福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)は、どうにかして人々を救う方法を探していた。妻・千穂(芳根京子)に支えられながら、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)に教えを請いに出向いた良策は、異国では疫病の予防法として「種痘」が行われている事を知る。予防法成功の鍵となる「種痘の苗」を入手すべく、様々な困難にぶつかりながらも絶対に諦めない良策の志はやがて藩を、そして幕府をも巻き込んでいく。

解禁された本ビジュアルは、どんな困難に直面しても「絶対に諦めない」という志が伝わってくる良策の姿、そして良策の妻・千穂が優しい眼差しでこちらを見据える姿、良策が慕う蘭方医・日野鼎哉の鋭い眼差しが印象的。

また場面写真には、京都への旅を決心する良策、そんな彼を支える千穂が寄り添う姿や、疫病に苦しめられる人々を見て、患者を救いたくとも何もできない自分の無力さに嘆く良策、そんな良策を支えようと持ち前の明るさで励ます千穂が写されている。さらに、役所と共に小泉監督が絶大な信頼を寄せる俳優・吉岡秀隆が演じる石川の町医者・大武了玄と肩を並べる良策の姿や、京都に渡った良策が鼎哉の弟子たちと共に、鼎哉を囲み疫病の治療法を探し奮闘する姿も。種痘の苗を京都から福井に持ち帰ろうとする良策が、その道中猛吹雪に襲われ、命の危機を迎える緊迫した様子を切り取った場面写真も解禁されている。

小泉監督は、撮影前に松坂の印象を「好青年ですね。素直な芝居で嬉しいです。自然に演じるのは難しいことですが、彼はそれができる。きっといい笠原良策になるんじゃないかと楽しみです」と語った。また、監督の過去作『峠 最後のサムライ』(2022年)にも出演した芳根に対して「『峠 最後のサムライ』で役所さんとのシーンを撮ったとき、役所さんと芳根さんの響き合いが非常にうまくいってたんです。今回の千穂はとても難しい役ですが、ぜひ芳根さんにやってもらいたかった」とコメントしている。

さらに小泉監督の出演作には欠かせない役所に対しては「ご一緒できるのは本当に心強いです。役に対する取り組み方が非常に真摯で、安心して任せられる」と話し、3人共に絶大な信頼を置いている監督。映画の題材を選ぶ際の基準の一つが「その(登場)人物に会ってみたいかどうか」だという小泉監督にとって、主人公・笠原良策はまさに「会ってみたい」人物だったという。映画『雪の花 ―ともに在りて―』は2025年1月24日(金)に全国公開。

映画『雪の花 ―ともに在りて―』場面写真 ©︎2025映画「雪の花」製作委員会

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作品情報

雪の花 ―ともに在りて―

©︎2025映画「雪の花」製作委員会

©︎2025映画「雪の花」製作委員会

雪の花 ―ともに在りて―

2025年1月24日(金)全国公開
配給:松竹

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

監督:小泉堯史
脚本:齋藤雄仁 小泉堯史
音楽:加古 隆
原作:吉村昭「雪の花」(新潮文庫刊)
出演:松坂桃李 芳根京子 三浦貴大 宇野祥平 沖原一生 坂東龍汰 三木理紗子 新井美羽 串田和美 矢島健一 渡辺哲/益岡徹 山本學 吉岡秀隆/役所広司

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