入場者特典が劇中シーンのフィルム風フォトシートに決定
北村匠海、見取り図リリー、福田雄一らが堂本剛の新境地を絶賛 映画『まる』著名人コメント到着
2024.10.07 18:00
©︎ 2024 Asmik Ace, Inc
2024.10.07 18:00
10月18日(金)に公開される堂本剛主演映画『まる』に各界著名人より絶賛コメントが到着した。
KinKi Kidsとして国⺠的スターの顔を持ち、クリエイティブプロジェクト「.ENDRECHERI.」としても独自の道を切り開く堂本剛が、本作で27年ぶりに映画単独主演を果たす。堂本が演じるのは美大卒だがアートで身を立てられず人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。通勤中の事故で腕を負傷し職を失った沢田は、部屋に現れた1匹の蟻に導かれるように描いた〇(まる)を発端に日常が〇に浸食され始める。また、沢田を取り巻くキャラクターには綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、柄本明、小林聡美ら豪華キャストが出演する。
監督を務めるのは『彼らが本気で編むときは、』(17)で第67回ベルリン国際映画祭・観客賞&審査員特別賞を受賞、『波紋』(23)で第33回日本映画批評家大賞・監督賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得る荻上直子。独特の世界観で奇妙なおかしみのある人間たちを描いてきた荻上の作家としての神髄が凝縮されたテーマで、堂本との夢のタッグが実現した。
今回コメントを寄せた各界著名人は、国内外で⾼い評価を受けた『PERFECTDAYS』(23)共同脚本・プロデュースの⾼崎卓⾺や、短編映画監督デビューも発表された俳優の北村匠海、⼈気漫画の実写化に定評のある映画監督の福⽥雄⼀、『珈琲いかがでしょう』『凪のお暇』で知られる漫画家のコナリミサトら⽇本のカルチャーを⽀える面々をはじめ、お笑い芸⼈の⾒取り図リリー、マユリカ中⾕、野⽣爆弾くっきー!、本作の題材であるアートにちなみ現代美術家の加賀美健や「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン1出演の画家・杉⽥陽平など、『まる』ならではのバラエティ豊かな著名⼈たち。
さらに本作の公開を記念し、入場者プレゼントにオリジナルフィルム風フォトシートの配布が決定。公開初日の10月18日(金)から10月24日(木)まで配布され(※数量限定、無くなり次第終了)、主人公・沢田が “〇”を描く様子や、綾野剛演じる横山、森崎ウィン演じるモー、それぞれと沢田のカットなど劇中の名場面がフィルム風に映し出されたアイテムとなっている。
著名人コメント一覧
⾼崎卓⾺(『PERFECT DAYS』共同脚本・プロデュース)
迷いとか、⼾惑いって、優しさなんだとこの映画に教えられました。
そこから逃げない作り⼿の誠実さがその優しさをいつのまにか温もりに変えていました。
照れ隠しのような荻上監督のユーモアがいつにも増して愛おしかったです。
北村匠海(俳優)
堂本剛さんの魅⼒というのは、引⼒にあると思っています。それは⾳楽においても芝居においても、“堂本剛”と
いう体を通すことで⾃然発⽣するものなのだと、改めて再認識しました。映画「まる」のもつ作品としての引⼒、
堂本さんの持つ引⼒。⽬が離せず、息が飲めませんでした。
⾒取り図 リリー(お笑い芸⼈)
まだ評価されてない美⼤卒のアーティスト沢⽥が描いた「まる」がとんでもないことになっていく!
作中に出てくる「まる」なんですが、普通にアート作品としてかっこいい!買い取って部屋に飾りたいくらい!
主⼈公の沢⽥役は堂本剛さん以外に考えられません!もうドンピシャすぎて他の⽅の想像ができない!
萩上直⼦監督の邦画の良さを引き⽴てる映像や⾳楽。どこかノスタルジックでエモい。何度もリピートしたくな
りそう。
森崎ウィンさんの演技がめちゃくちゃ良かった!!それに⽐べておいでやす⼩⽥さんが演じた役がまぁむかつき
ました!
そこらへんも要チェック!
是⾮観てほしい「まる」
コナリミサト(漫画家)
全ての防具を外した剥き⾝の荻上監督を観せてもらった気がする。猛る毒と無垢のバウムクーヘン。まるとまる
とまるとまるとまるまる。
福⽥雄⼀(映画監督/演出家)
つよしはどう思ってるか分からないけど、僕は、つよしとは親友であり、盟友だと思っています。
つよしとは彼が 19 歳の時からの付き合いです。「つよチャン堂本舗」という番組で知り合い、
お互いの弱い⾯を共有することで仲良くなりました。
最初に⼦供が産まれた時も最初に家に⼦供を⾒に来てくれたのも、つよしです。
「堂本兄弟」も「正直しんどい」も「33 分探偵」も「天魔さんがゆく」も「銀魂」も、
ずっと、つよしと話し合いながら作って来ました。
仕事がない時も、ただ、つよしの家で吉野家の⽜丼を⾷べながら、ゴロゴロして、
テレビを観ていた時代もあります。
エンドリケリーのライブも何度も観に⾏ったし、僕は、つよしのすべてを知っていると⾃負していました。
でも、映画「まる」は全く僕の知らないつよしだった。
それは荻上監督の⼿腕かもしれないし、つよしの俳優としての⾰命かもしれない。
とにかく、これだけ⻑く付き合ってきた僕が初めて⽬撃する堂本剛だった。
この映画をたくさんの⼈に観てもらいたいと思ったし、この底知れぬ堂本剛と、
また⼀緒に仕事がしたい!と思わせてくれる映画だった。
野性爆弾 くっきー!(お笑い芸⼈)
無欲に集いし有欲共と欲が⽣まれし無欲のなんともの狭間を鑑みる御ムービーでございました。
ワタクシ蟲⼈間も常々『まる』を重んじておりその感覚を⾔葉にするにはあまりにも重すぎと思うておりました
が、⾒事なる⾔葉越えの具現化。御ルックこいてどう感じるかは御⾃由、其々。ならば御ルック必死でございま
す。
加賀美健(現代美術作家)
アーティストを⽬指している若い⼦達には是⾮観て欲しい映画です。
学校では教えてもらえない事などが⼀杯詰まってます。
お勧めですがお勧めしません。知っといておいた⽅が良いかもしれませんが知らない⽅が良いかもしれません。
⾊々と答え合わせが出来た、そんな映画でした。
井⼝奈⼰(映画監督)
四⾓い世界に住んで
◯を⽬指す
⽣活して⽣きているということだけで
三⾓の状態ということなのか
そこに成功という経験が重なるとき
果たして◯を⽬指せるものなのか
沢⽥(堂本剛)の選択に⽬が離せない
マユリカ 中⾕(お笑い芸⼈)
おもろっ!夢を⾒せられたようでした!
僕もかつて漫画家を志していたんですが、ネットのオフ会で会った⼈が⾔動挙動まで横⼭そっくりでそれが僕に
とって妙にリアルでした。
あと⼩⽥さんが出てるのも僕にとっては地続きでリアル。
三⽊聡(映画監督)
〇は〇だから〇であり、全ての〇は、ほどけてしまえば、〇では無い。
映画「まる」は地震の⻑周期震動の様に私の脳を揺らして来た。
増幅する共振、国道の上の歩道橋にいるかのごとく、脳の揺れは震盪とトリップの間を
⾏き来して嗚呼快感哉。
聞いてみたいことが⼀つ。
この映画を⾒終えたあなたは映画館の上に広がる空を⾒て何を思うのだろうか?
なんちて、やっぱいいや。
志賀玲太(QuizKnock ディレクター)
芸術と⼤衆、⾃⾝の評価と他⼈からの⾒え⽅。そんな相反する価値観に惑う主⼈公・沢⽥が⽬にするのは、限定
された場所で起こるもののようでいて、誰しもが出会いうる問題の数々だ。複数軸にまたがるそれらの問題を織
り重ねて描いた様も⾒事な⼀作。この映画を観たあなたがどこに注⽬し、どこに揺さぶられるのか。私はそれが
知りたい。
杉⽥陽平(画家)
堂本剛さんの 27 年ぶりの単独主演映画は、荻上直⼦監督の独創的なストーリーに⼼を奪われました。主⼈公の
沢⽥の葛藤や成⻑がじんわりと⼼に染み⼊り、⼀筋縄ではいかない展開に引き込まれました。蟻や〇というシン
ボルの意味深さに胸を打たれる⼀⽅、現実と幻想が絡み合う独特な世界観に魅了されます。観終わった後も、主
⼈公の⼼の変化や〇の謎が頭から離れず、画家がどういう道を信じて進むのか正に円のようにスタートもゴール
もないように感じました。
蛙亭 中野周平(お笑い芸⼈)
不思議なストーリーに、どんどん渦のように引きこまれていきました。気づけば頭の中まるばかりです。僕も絵
を描くのが好きなので、⾃問したくなるシーンもあって⾒応えたっぷりでした。
buggy(アーティスト)
アートの本質とは⾃⼰表現なのか?⾔葉を超えたコミュニケーションの⼿段なのか?
シンプルさと複雑さを併せ持つ円相にこそアートの本質があるのかもしれない。
まだ私にはそれが分からないのでジタバタしようと思います。
伊藤さとり(映画パーソナリティ/映画評論家)
余韻から抜け出せない⾯⽩み。
誰かが⾒つけた⾔葉で、平凡が才能へと変わるのが、⼈が共存するまるい地球の七不思議なんだ。
静と動が笑いを誘う世界に、釘付けになりながら楽しんだ荻上ワールド、そこに堂本剛ピタッとハマる。
そこをこねくり回す綾野剛、恐るべし。