2024.08.23 18:00
©︎Yoko Yamanaka ©︎2024『ナミビアの砂漠』製作委員会
2024.08.23 18:00
山中瑶子が監督・脚本、河合優実が主演を務めた映画『ナミビアの砂漠』の公開を記念して、2人のトークショー付き『あみこ』上映会の開催が決定した。
『あみこ』(2017)は山中監督が19歳という若さで撮影・初監督した作品で、PFFアワードで観客賞を受賞後、第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に史上最年少で招待されるなど各国の映画祭で評判となり、坂本龍一もその才能に惚れ込むなどその名を世に知らしめた。山中監督が登壇した『あみこ』の上映会をポレポレ東中野で観た当時高校3年生の河合は強い衝撃を受け、山中監督に「女優になります」と書いた手紙を手渡し「いつか出演したいです」と伝えたという。
そして9月6日(金)より全国公開される『ナミビアの砂漠』は、第77回カンヌ国際映画祭国際映画批評家連盟賞において女性監督として最年少受賞に輝いた山中監督の最新作。やり場のない感情を抱いたまま毎日を生きる21歳のカナを河合優実が演じ、これまでの日本映画で見たことのないような女性像を体現している。
新時代の若き才能溢れる2人のタッグが実現し、カンヌ国際映画祭に続き続々と海外映画祭への出品が決まっている本作。その始まりの地とも言える場所で、出会いのきっかけとなった『あみこ』の上映会に河合優実と山中瑶子監督が登壇する。普通の高校生だった河合は当時何を思っていたのか、手紙を受け取った山中監督はどう感じたのか、などの貴重なエピソードが盛りだくさんのイベントになる予定で、会場となるポレポレ東中野では9月28日(土)から10月11日(金)の間、レイトショーにて『あみこ』がリバイバル上映される。
また、先日には本作のオリジナルTシャツが500枚限定で販売されることも決定。カンヌ国際映画祭出品時のポスターをベースにしたデザインが背面に施されたTシャツで、明日8月24日(土)から六本木蔦屋書店、代官山蔦屋書店、銀座蔦屋書店で先行販売され、ヴィレッジヴァンガード下北沢では販売開始次第店舗SNSで告知。本作公開日の9月6日(金)からはTOHOシネマズ日比谷、新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか、一部劇場でも販売を予定している。