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複雑に絡み合うサスペンスミステリーと登場人物を徹底解説

杉咲花、萩原利久らの新カットも 大展開を見せる『朽ちないサクラ』ストーリー解説動画解禁

2024.06.16 12:00

©︎2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

2024.06.16 12:00

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6月21日(金)に劇場公開される杉咲花主演映画『朽ちないサクラ』のストーリー解説動画が解禁された。

原作は大藪春彦賞作家・柚月裕子による同名小説。県警の広報職員という本来は捜査する立場にないヒロインが、独自調査で親友の変死事件の真相と浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく異色の警察小説で、続編の『月下のサクラ』と合わせて累計45万部を刊行している。

実写化のメガホンをとるのは、現在大ヒット公開中の『帰ってきた あぶない刑事』の監督に抜擢された原廣利。長編映画第2作となる本作では、警察×サスペンス×ミステリーという王道エンタテインメントに洗練されたノワールの味付けを施し、主人公が己の正義感に目覚めていく成長譚に仕立てた。また、放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で音楽を担当する森優太が本作の音楽を担当している。

杉咲花演じる主人公の森口泉は、捜査権限を持たない26歳の警察広報職員。今回解禁された動画では、彼女を取り巻く登場人物が複雑に絡み合う事件にどう関わっていくのか新たなシーンを交えて徹底解説する。

動画は「ある事件をきっかけに、彼女をとりまく世界が一変してしまう」という言葉と共に何者かが死体を川へ投げ入れるシーンから始まる。本作では現役神職による度重なるストーカー行為の末、女子大学生が殺害されてしまう“ストーカー殺人”事件が発生。その裏側で警察がストーカー被害届の受理を先延ばしにし、慰安旅行に行っていたという“警察の不祥事”が明るみになってしまう。

そのスクープを記事にしたのは親友で記者をしている津村千佳ではないかと泉は疑う。「疑いは絶対はらすから、その時は謝ってよ」と言い残して去っていく千佳だったが、数日後に水死体で発見されてしまう。自分のせいで親友が殺害されてしまったと自責の念に苦しむ泉。さらに泉は上司の富樫(安田顕)と捜査一課の梶山(豊原功補)に、警察内部の情報を記者に漏らしたのではないかと物語のキーワードにもなってくる“エス”(スパイ、内通者のこと)ではないかと疑われる。親友が追っていた事件の真相、そして彼女の死の真相を見つけるため、泉は警察学校時代の同期・磯川(萩原利久)と一緒に独自捜査に動きだす。

事件の真相に近づくにつれ、結びつくはずのないかつて⼤事件を起こしたカルト宗教団体との関連性が明らかになり、物語は“サクラ”(公安警察のこと)までもを巻き込む展開を見せていく。「死んでしまった命と、今生きている命。守るべきなのはどちらですか」と同じ組織の中でも全く思想のちがう刑事と公安の正義。それがぶつかり合い、信じるべき正義が登場人物全員を窮地に追い込んでいく中、泉は真相にたどりつくことができるのか。そして最後にあぶり出される、警察内部に潜む巨大な闇とは。

また全国の上映劇場では、公開初日の6月21日(金)から入場者プレゼントとして限定オリジナルポストカードの配布が決定。杉咲花、萩原利久、豊原功補、安田顕の主要キャスト4名の場面写真から構成されたデザインも公開されている。

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作品情報

朽ちないサクラ

©︎2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

©︎2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

朽ちないサクラ

2024年6月21日(金) TOHOシネマズ日比谷他全国公開
配給:カルチュア・パブリッシャーズ

公式サイトはこちら

キャスト&スタッフ

主演:杉咲花
萩原利久 森⽥想 坂東⺒之助
駿河太郎 遠藤雄弥 和⽥聰宏 藤⽥朋⼦
豊原功補
安田顕

原作:柚月裕子「朽ちないサクラ」(徳間文庫)
監督:原廣利
脚本:我人祥太 山田能龍
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
製作:映画「朽ちないサクラ」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、U-NEXT、TCエンタテインメント、徳間書店、ホリプロ、ムービック、nullus)

1997年10月2日生まれ。

主な出演作は、映画『湯を沸かすほど熱い愛』(16)、ドラマ「花のち晴れ~花男Next Season~」(TBS/18)、NHK連続テレビ小説「おちょやん」(20~21)、「杉咲花の撮休」(WOWOW/23)、「アンメット ある脳外科医の日記」(カンテレ・CX/24)、映画『十二人の死にたい子どもたち』(19)、『99.9-刑事専門弁護士-』(21)、『法廷遊戯』(23)、『市子』(23)、『52ヘルツのクジラたち』(23)など。2025年に『片思い世界』の公開を控える。

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