ポスターには新たなコピー「この世界は、ただの舞台」
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』特報解禁、レディー・ガガ演じるハーレイ・クインに狂気が感染
2024.04.10 12:00
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2024.04.10 12:00
10月11日(金)に公開される『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』から初の映像となる特報が解禁された。
前作は、孤独だが心優しかった男が歪んだ社会の狭間で〈悪のカリスマ〉に変貌していく衝撃のドラマを描いた『ジョーカー』(2019)。世界興行収入は1,500億円(10億ドル)を突破、日本でも週末動員ランキング4週連続No.1を獲得するなど、世界中で未曾有の社会現象を巻き起こした。
主人公アーサー(ホアキン・フェニックス)は、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメイクの大道芸人として細々と生きていた孤独で心優しい男。しかし彼は歪なカリスマ〈ジョーカー〉へと衝撃の変貌を遂げる。今回解禁された特報映像は、アーサーとレディー・ガガ演じるハーリーン・クインゼル(通称ハーレイ・クイン)の出会いの場面から始まる。心優しい男から〈悪のカリスマ〉へと変貌を遂げたアーサーに対し、「私は誰でもない、あなたと違って何もしてない」と心情を明かすハーリーン。一見みすぼらしい二人が、舞台上のピエロメイクを施し流麗なメロディーにのせてダンスを踊る姿が映し出されていく。
さらにトム・ジョーンズの「What the World Needs Now Is Love」にのせて、アーサーとハーリーンの妄想とも現実ともつかないシーンが連続。映像の後半では、変化を問われたアーサーは「教えてやろう、もう俺1人じゃない」と答え、彼の狂気が“感染”したハーリーンは、徐々に変貌を遂げるようにも見える。また、『ジョーカー』でも印象的だった仕草やTVのセット、そして群衆の熱狂などの要素も随所に盛り込まれる一方、前作にはない舞台を思わせるような空間も印象的で、美しくも狂気に満ちた映像となっている。
また、「この世界は、ただの舞台」というコピーが新たに添えられたポスタービジュアルも解禁。悲劇『ハムレット』『ロミオとジュリエット』などで知られる劇作家ウィリアム・シェイクスピアの喜劇『お気に召すまま』の有名な一説「All the world’s a stage(この世は、すべて舞台),And all the men and women merely players(男も女も、人は誰もが役者に過ぎない)」からインスパイアを受けているであろうメッセージには、どんな意味が込められているのだろうか。