2024.03.29 10:00
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2024.03.29 10:00
映画『ジョン・レノン 失われた週末』の日本版予告編と場面写真9点が一挙解禁された。
ザ・ビートルズのファンには周知の事実ながら、本当の事情はよく知られていない、ジョン・レノンとオノ・ヨーコが別居していた「失われた週末」と呼ばれるプライベートな日々。その時期、ジョンはどこで、誰と、どんな生活を送っていたのか。「失われた週末」は本当に「失われ」ていたのか。5月10日より日本公開となる本作は、その真実に迫る。
解禁された予告編は、「史上最高のセッションだ、いくぞ」というジョンの掛け声につづき、「ポールとジャムったし、あの頃いろいろやったよ」と語るジョンの映像、ビートルズ解散後の貴重なポール・マッカートニーとのツーショットが披露される。続いてジョンと元ビートルズのリンゴ・スター、エルトン・ジョン、デヴィット・ボウイらのプライベートショットが紹介されていく。
「1973年、ビートルズ解散後のジョン・レノン。オノ・ヨーコと別居していた『失われた週末』と呼ばれた18ヵ月。音楽的にも花開いたこの時期、ジョンはどこで何をしていたのか?」と語るのは、人気アニメや洋画の吹き替えで知られる声優の加瀬康之。50年の時を経て明らかになる、真実の物語の始まりを告げると、ジョンとヨーコの個人秘書を務めていたメイ・パンが登場。「ヨーコは彼を操る策を見つけた」「 “ジョンとうまくいっていないの。あなたボーイフレンドいないわよね。彼と付き合って”」と告げられたと明かす。ヨーコの発案で始まった「失われた週末」と呼ばれる時期を共に過ごした彼女は、「ヨーコの奇妙な発想は理解を超えていた。ヨーコは2週間しか続かないと思ってたけど、私たちは大恋愛に」と発言。その言葉と共に映るのは、メイとジョンが熱烈なキスを交わす衝撃の写真。
「楽しみだったし、喜びだった。父さんとメイとの幸せな時間」と証言するのは、ジョンと最初の妻シンシアの愛息ジュリアン・レノン。メイの助けを借りて父と再会を果たした彼は、海水浴や遊園地を楽しんだ父ジョンとの思い出を語っている。映像は、本邦初となるプライベートな写真の数々が紹介され、ジョンが「僕にとってたった1つの答えは“愛”だ」と語る映像で締めくくられる。
初解禁となった場面写真はジョンのラッキーナンバーにちなんだ9点。10月9日が誕生日のジョンは、ビートルズ時代に発表した「レボリューション9」、「ワン・アフター・909」、ソロとして本作でも紹介される『心の壁、愛の橋』(1974)の収録曲「夢の夢(原題:#9 Dream)」など、「9」がお気に入りだった。