主題歌はマキシマム ザ ホルモンによる“まだ秘密”の新曲
生田斗真×ヤン・イクチュンW主演『告白 コンフェッション』ヒロイン役は奈緒、5月31日公開へ
2024.03.22 07:00
©︎2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会
2024.03.22 07:00
生田斗真とヤン・イクチュンのW主演映画『告白 コンフェッション』の公開日が5月31日(金)に決定し、主題歌情報とヒロインキャスト、予告映像が一挙に解禁された。
本作の原作は、「カイジ」の福本伸行と「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじという日本漫画界が誇る黄金タッグによる同名コミック。死を覚悟した親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男。密室で進んでいく二人の気まずい一夜を、圧倒的なスリルとスピード感で描き切った作品は、今なお多くの読者の心を惹きつけ続けている。
告白を“聞いてしまった男”浅井啓介を演じるのは、大ヒットを記録した『土竜の唄』シリーズ(14・16・21年)や、珠玉のヒューマンドラマ『渇水』(23年)など、幅広いジャンルの作品で多彩な演技で観客を魅了し続ける俳優・生田斗真。自らの罪をうっかり“言ってしまった男”リュウ・ジヨンを演じるのは、自身が監督・脚本・主演を務めた『息もできない』(10年)が国際映画祭・映画賞で25以上の賞に輝き、日本でW主演を務めた『あゝ、荒野 前編/後編』(17年)でも数々の映画賞を受賞したヤン・イクチュン。監督は本年1月に公開されて大ヒット中の『カラオケ行こ!』など、発表する作品が常に高い評価を集める山下敦弘が務めた。
そして今回、本作の主題歌がマキシマム ザ ホルモンの書き下ろし曲に決定。さらに“殺されてしまった”ヒロインを奈緒が演じていることが明らかになった。
なお主題歌のタイトルは現時点ではまだ謎となっており、今回の楽曲について、マキシマム ザ ホルモンのマキシマムザ亮君は「今回書き下ろしたこの曲には、現時点ではまだ秘密にしている重要事項があるんです。そのうちとある人物がどこかで”告白”してくれるので、お楽しみに…。」とコメントしている。
また、奈緒が演じるヒロインは、浅井とジヨンの山岳部時代の同級生で、大学時代の登山中に事故死したとされている西田さゆり。ドラマ『あなたの番です』(19年・NTV)の怪演でインパクトを残し、現在放送中の「春になったら』(24年/CX)では主演、『事故物件 恐い間取り』(20年)でヒロイン、今後の出演作は『陰陽師0』『先生の白い嘘』(24年)など、数多くのドラマや映画で活躍する奈緒は、「ご一緒できることを心待ちにしていた生田斗真さん、憧れのヤン・イクチュンさんとお芝居をできたこと、気の置けない山下敦弘監督とまたご一緒できたこと、寒い時期の撮影でしたが、撮影はとても胸が熱くなった記憶です」と撮影を振り返る。
解禁された予告編は、「置いていけ」「オレたちは助かる!」と猛吹雪の雪山で遭難した浅井(生田斗真)と、足に深い傷を負ったジヨン(ヤン・イクチュン)が、逼迫した状況に追い込まれるシーンから始まる。先の見えない状況に死を覚悟したジヨンは突如、「最期に聞いてくれ―」と衝撃の告白を始める。その告白の内容は、16年前の大学の卒業登山中に行方不明となって事故死とされていた同級生の西田さゆり(奈緒)は、実は自分が殺害したのだという。長年、罪の意識にさいなまれてきたジヨンは、ようやく苦しみから解放され、安らかな死を迎えるはずだった。
だがその直後、眼前に山小屋が出現。二人は、助かってしまった。ジヨンの“告白”を「聞かなかったことにする」と宣言する浅井だったが、無くしたはずの携帯でこっそりどこかに連絡をとり、いつの間にか消えた包丁で深手を負った自分の足を刺しながら「感覚がない」と嘆くジヨンの常軌を逸した行動を見て、次第に「アイツは“告白”したことを後悔している。オレを殺すかもしれない」と不安になっていく。そして映像の中盤で包丁を持ったジヨンが浅井に「お前も重い罪を告白しろ!」と迫ると、マキシマム ザ ホルモンによる緊迫感溢れる主題歌が二人の生死を賭けた極限のバトルを一気に盛り上げる。
コメント一覧
マキシマム ザ ホルモン(主題歌担当)
原作の漫画が大好きだったのはもちろん、ホルモンに主題歌をやってほしいという監督と意気投合した大好きな仲間の生田斗真から直々にオファーが来たので、滅多に新曲を発表しない私も、そんなの作るしかないでしょう!
そして、今回書き下ろしたこの曲には、現時点ではまだ秘密にしている重要事項があるんです。そのうちとある人物がどこかで”告白”してくれるので、お楽しみに…。
マキシマムザ亮君
奈緒(西田さゆり役)
ある”告白”から始まる手に汗握る展開がどこに辿り着くのか、雪山で起こる2人の駆け引きにハラハラしながら、怖いけど観たい…!と、とても心惹かれる原作と脚本でした。とある告白のキーともなる”さゆり”として、ご一緒できることを心待ちにしていた生田斗真さん、憧れのヤン・イクチュンさんとお芝居をできたこと、気の置けない山下敦弘監督とまたご一緒できたこと、寒い時期の撮影でしたが、撮影はとても胸が熱くなった記憶です。