2024.03.13 19:00
パンサー・菅の若者に教えたい遊び、今回紹介するのは下北沢にある『路地裏DE君想草』。
今回は編集さんが「菅さん、今回占い行ってみたいんですがどうでしょう?」と。
私、正直に言います。占い一切信じておりません。だからといって否定しているわけでもございません。なのでプライベートで一度もお店に行った事がなく、ちゃんとお話できるかなと不安を覚えつつ。大人だし食わず嫌いも良くないなと思い「行きます!!」と返信し、当日ドキドキしながら下北沢に向かった次第でございます。
下北沢の商店街をから一本奥に入った待ち合わせ場所に着くと、そこにはノスタルジック感溢れる建物が。もっとわかりやすく言うと昭和味溢れる綺麗なアパート。自宅??今回誰かの自宅行くん?と思いながらも階段を上がると部屋の前にちゃんと看板が出ていて一安心。
失礼しますとドアを開けるとそこは急に広がる別世界。所狭しといった感じでオシャレ雑貨と観葉植物が置いてありここ本当に占い屋さん?といった印象、勝手に紫の照明でうっすいレースのカーテンとかあると思っていたので本当にすいません。
お迎えしてくれたのはこれまた期待を裏切られたんですがめちゃオシャレ大柄男性店長の佐藤さん。「始めまして」の一言でとても柔らかい印象を与えてくれる包容力抜群の方でございます。クマのぬいぐるみがたくさん置いてある素敵なブルーの椅子に案内してもらえると同時に「その椅子、縁起がいいんですよ」と。パワースポットってやつだ、いいじゃない。椅子をサスサスしながらお話を聞いていくことに。
第一声で面食らったんですが、佐藤さんが「私、占いとかスピリチュアルって信じてないんですよ」どういう事??まぁ信じてないってのは自分もだけれど。
佐藤さん曰く、今まで本当に死にかけたことが3回あって、それがきっかけで視えるようになった、それを素直にお伝えしているだけなのでとの事。なので占いもご自分で制作されたポストカードにデザインを施したオリジナルのもの。それをタロットのように使いながら色々と話していきます。
仕事の話などを中心に占ってもらったのですが、ネタになるような悪いことは全く言われず、また僕が想像していた占いのイメージとは全然違くて言い換えるのであれば『人生相談』に近い。実際、佐藤さんに『視える』ってなんですか?と聞いたのですが『直感、ひらめき、飛ばす力』ですかねと答えていたのがすごく印象的でした。
これって人間力だと思うんですよね。その人の悩みだったりを直感やひらめきで感じ取る、僕なりの解釈なんですが『飛ばす力』っていうのは人に『伝える力』なのかなと。
それを節々に感じるんですよ、実際表に出していない僕の内面的な事もズバズバ当ててくるし「実際こう感じてるんじゃない?そう思っているならこうした方がいいと思う」と全く強制的な空気感もなく寄り添ってくれるような実に心地よい包容力に溢れたアドバイスを頂ける。
占いにハマる人たちの気持ちが十二分にわかる体験でございました。
オシャレな雑貨の中にクマのぬいぐるみがたくさんあった理由も流れで聞いたんですが、ここで恋愛相談の占いをしてカップルになった人が持ってきたり、結婚された方が持ってきたものが自然とたくさん集まったものらしいです、ものすごい数。まさにパワースポット。
占いを信じていない僕が自然と斜に構えずに話できるのもまさに佐藤さんの人柄もあると思いますのでカップルで行くのもオススメだと思います。
余談ですが、僕のオーラ的に龍みたいなものを感じると言われたんですが、私びっくりしてしまいまして。なぜかというと取材直前まで『龍が如く8』というゲームをやっていたんです。「まさにさっきまで龍が如くっていうゲームをやってました!」と言うと、「それは関係ないです」と言われました、恥ずかしかったです。