Oasis
2024.01.15 19:15
2009年に解散して以来、頻繁に再結成の噂が流れる伝説的なバンド、オアシス。リアム・ギャラガーは度々再結成を希望していることを仄めかしており、昨年Twitterで「再結成は実現する」と投稿していた。最近ではストーン・ローゼズのジョン・スクワイアと新プロジェクトを開始し1stシングル「Just Another Rainbow」をリリースした彼が、先日The Guardianのインタビューでオアシスの解散を振り返った。
インタビューで兄のノエル・ギャラガーが脱退した当時について訊かれたリアムは、オアシスが解散してチームからも「見捨てられたように感じた」と答えた。
「そこから5年間は悪夢のようだったよ……急にマネジメントも事務所も話し相手もいなくなって、家に一人で座っていた。でもノエルは大きなマネジメント事務所にお世話になって、ずる賢く人を敵に回すから、周りの人がみんな彼のために動いていた。今振り返ると、“いい大人なんだからどうにかなるでしょ”って思うかもしれないけど、20年間も運営をしてくれる人たちがいたんだ。自分でビジネスをやるどころか、自分の靴紐も結べなかった。俺からは全てのサポートが取り上げられたけど、ノエルは全てを持ったまま辞めた。
オアシスのチームでは40から50人ぐらい働いていたんだけど、急にみんなが仕事を失ったんだ。でもノエルはギターを持って、妻と良い時間を過ごしていた」
ノエル・ギャラガーは2009年の8月にパリの「Rock en Seine festival」の出番直前に出演を取りやめ、オアシスは解散に至った。ノエルは当時「私、私の家族、友人、仲間に対する言葉と暴力と脅迫が耐えられないレベルになった」と声明を発表していたが、リアムは彼の言動に納得がいっていないようだ。
また、リアムはオアシスの再結成について訊かれた際には、「あいつとは話してもないし、会ってもない。会うこともないだろう。俺は色々学んで、謙虚にもなった。より良い人になれたから、経験に感謝もしている。でもあいつは当時のままだし、まだ自分が最強だと思ってる。でもいつか思い知ることになるだろう」とコメントした。