2024.01.01 00:00
2024.01.01 00:00
THE YELLOW MONKEYが本日1月1日元旦に新曲「ホテルニュートリノ」をリリースし、同曲のミュージックビデオを公開した。
THE YELLOW MONKEYは先日12月28日に日本武道館から無観客の生配信イベントを開催。実に3年ぶりにリアルタイムでメンバーの4人が公の場に揃い、アコースティック編成で「Subjective Late Show」「SLEEPLESS IMAGINATION」の2曲を披露する一幕もあり、本格再始動に向け期待が高まっている。
そんな中リリースされた「ホテルニュートリノ」は、昨年11月17日よりスタートしたWOWOWドラマ『東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-』の主題歌として吉井和哉が書き下ろした楽曲。昨年には吉井が喉の病気により療養中であったことを発表しており、ファンから心配の声と共に新曲を待ち望む声も多く寄せられていた中での待望の新曲リリースとなる。エマのイントロのギターの歪み、重厚なヒーセのベース、そしてアニーが繊細にリズムを刻むサウンドにTHE YELLOW MONKEYらしさを感じさせつつも、バンドにとっては珍しいスカ調のアレンジとなっている。
MVの映像は「人間の身体は意識(魂)を宿しているホテルのようなものなのかなと思います。いわゆる高級ホテルから廃墟のようなものまで。そしてそれぞれのホテルを人生の旅が終わる頃にチェックアウトするのでしょう。」という吉井和哉のメッセージと楽曲から受けたインスピレーションをもとに、渡邉直監督が担当。何が起こるかわからない人生を横転したトラックで表現しており、横たわるトラックの上で遠く先を見つめるメンバーの姿など、2024年からのTHE YELLOW MONKEYの新たな歴史を期待させるシーンが収められている。
また、アートディレクター・吉良進太郎と新鋭カメラマンの刈馬健太を迎え、陰影を強く強調した新しいアーティスト写真も公開。さらに4月27日(土)にはバンドにとって久しぶりのライブであり、結成35周年イヤーを記念する東京ドーム公演を控えている。こちらは現在、特別先行受付中。
渡邉直監督コメント
積み重なった困難の上に、凛として立っている孤独な男たち。
後ろは振り返らず歩き続ける。ゴールに向かって黙々と。
背負っている虚しさが多ければ多いほど、男の人生は輝くのかもしれない。