2023.12.11 18:20
出典:https://slipknot1.com/photos/nimes-france-photos/
2023.12.11 18:20
先月、10年間ドラマーを務めたジェイ・ワインバーグが“脱退”したスリップノット。バンドは11月5日に、故ジョーイ・ジョーディソンの後任として加入したジェイとバンドが決別したと発表していたが、その後本人がSNSで解雇された旨を説明していた。
2013年に加入したジェイ・ワインバーグは、アルバム『.5: The Gray Chapter (2014)』『We Are Not Your Kind (2019)』『The End, So Far (2022)』でドラムを担当し、圧倒的なドラムスキルでファンの人気を獲得した。本人はバンドから脱退が発表された当日の朝に知らせを聞いたと明かしていたが、Instagramにてスリップノットでの10年間で得た経験をで語った。
「19年間、音楽とアートにおける私の目標は常に前進をし続けることだった。その目標を持ちつつも、バックミラーを見て記憶を振り返るのは少し矛盾しているように感じるが、このような大きなマイルストーンでは立ち止まって振り返るのことも重要だろう。
右のマスク(ジェイの最新のマスク)を被った私と、左のマスク(最初のマスク)を被った私は全く違う人物のように感じる。2つのマスクの間に得ることができた経験、旅をした距離、生まれた友情、そして楽器へのより強い繋がりなどの要素によって、別人になったようだ。この4つのマスクの間に経験した記憶は、何を持ってしても代えがたいものだ。ファンのみんなが全てのステップにいてくれたことを誇りに思う」
ジェイ・ワインバーグはブルース・スプリングスティーンのE STREET BANDのドラマーである父親の影響で、10代の頃からスリップノットのファンであり、オーディション経て2013年に加入。今年、Modern Drummer誌が選ぶ「ドラマー・オブ・ザ・イヤー」のメタル部門を受賞していた。