2023.11.02 19:15
By Jschmidtpix - CC BY-SA 4.0
2023.11.02 19:15
ザ・ローリング・ストーンズの新アルバム『Hackney Diamonds』のプロデュースを務めたアンドリュー・ワットが、同作に未収録となった曲が多く存在していると明かした。
ザ・ローリング・ストーンズ以外にも、オジー・オズボーン、ポスト・マローン、エルトン・ジョン、イギー・ポップ、デュア・リパなどのアーティストのプロデュースを務めたアンドリュー・ワット。今では各方面から引っ張りだこな33歳だが、Rolling Stone誌のインタビューによるとザ・ローリング・ストーンズは『Hackney Diamonds』のために30曲ほど書いたようだ。
「レコーディングする予定の曲が、28か29曲ぐらいあったんだ。僕はアレンジを一緒に進めるために、バンドメンバーと共にレコーディング部屋にいることに決めたんだ。これはパフォーマンスを主体としたライブ演奏を収録したアルバムだ。だから箇所によっては、テンポが速くなったり遅くなったり、押したり引いたりもする。それがストーンズのあるべき姿だと思った。
コントロールルームじゃなくて、レコーディングルームにいることによって、ミュージシャン一人ひとりとのコミュニケーションが取りやすくなった。キースやミックのところに行って、レコーディングを進めながら作業をすることができた」
結果的に12曲がアルバムに収録されたものの、残りの楽曲は未完成のままだと明かしたアンドリュー・ワット。また、彼はそれらの曲を完成させてリリースしたいともコメントしている。
「また次のアルバムが18年後になったら、彼らは98歳になる!でも彼らはバットマンのように、いつどこで登場すべきかをわかっているんだ。僕はファンとしても、他の曲も完成させることを希望する。みんなを集めるのはとても大変だから、いつか実現できるといいな。でももし実現できなくても、今作をとても誇りに思っている」