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「“溺れる”ようだった」メイキング写真も解禁

不器⽤に愛情を呟く綾野剛と受け止めるさとうほなみ 映画『花腐し』特別映像公開

2023.10.31 17:00

©2023「花腐し」製作委員会

2023.10.31 17:00

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11⽉10⽇(⾦)より全国公開される綾野剛主演映画『花腐し』から本編特別映像とメイキングショットが解禁された。

2人の男と1人の女が織りなす湿度の高い男女の物語を描く本作は、荒井晴彦4作目の監督作品。芥川賞受賞の松浦寿輝による同名⼩説に“ピンク映画へのレクイエム”という荒井ならではのモチーフを⼤胆に取り込んでいる。

主人公・栩⾕(綾野剛)は監督だが、斜陽の⼀途にあるピンク映画業界でもう5年も映画を撮れていない。梅⾬のある⽇、栩⾕は⼤家から、とあるアパートの住⼈への⽴ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関(柄本佑)は、かつてシナリオを書いていた。映画を夢⾒た2人の男の⼈⽣は⼥優・祥⼦(さとうほなみ)との奇縁によって交錯していく。

公開された映像は、不器⽤ながらも⾃分なりの愛情表現を呟く栩⾕と、はにかみながら受け⽌める翔⼦の姿を映す。⾬の切れ⽬に遭遇した栩⾕は⼀度⽴ち⽌まるものの、溺れそうになるような⼤⾬の中、そのまま吸い込まれるように⽬的地に向かって無⼼で歩き出していく。ようやく⾬宿りできる場所を⾒つけてほっとしたのも束の間、同じような⼟砂降りの⾬の中を⼀緒に歩いた、かつて愛した祥⼦(さとうほなみ)との想い出がふとよみがえる。「傘さしてたのに、なんでこんなぐしょぐしょになるの?」「お前を濡らさないようにしたからじゃないか」「ありがと」と会話する様子が映され、2⼈の些細で確実に幸せだった時間が胸に迫る。

併せて、それぞれが「“溺れる”ようだった」と振り返るメイキングショット2点も公開された。写真からは、⼤量の⾬に佇みながらも、どこか楽しげな雰囲気さえ感じさせる。

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作品情報

花腐し

©2023「花腐し」製作委員会

©2023「花腐し」製作委員会

花腐し

2023年11月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開
原作:松浦寿輝『花腐し』(講談社文庫)
配給:東映ビデオ R18+
Twitter:@Hanakutashi1110

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

出演::綾野 剛 柄本 佑 さとうほなみ
吉岡睦雄、川瀬陽太、MINAMO、Nia、マキタスポーツ、⼭崎ハコ、⾚座美代⼦/奥⽥瑛⼆
監督:荒井晴彦
脚本:荒井晴彦、中野太
製作:東映ビデオ、バップ、アークエンタテインメント
制作プロダクション:アークエンタテインメント

1982年生まれ、岐阜県出身。『横道世之介』『夏の終り』(13)で第37回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以降、『そこのみにて光輝く』(14)『リップヴァンウィンクルの花嫁』(16)『64 -ロクヨン-』(16)『日本で一番悪い奴ら』(16)『怒り』(16)『ヤクザと家族 The Family』(21)ほか多数の映画・ドラマに出演。直近の主な出演作に映画『花腐し』(23)『カラオケ行こ!』(24)、Netflixシリーズ「幽☆遊☆白書」がある。Netflixシリーズ「地面師たち」が7月25日に配信開始。映画『ラストマイル』が8月23日に公開予定。

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