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現金とジェイ・Zからアドバイス、本人が語る正解は?

「50万ドルかジェイ・Zとのミーティングか」 SNSで話題の議論に本人が終止符

2023.10.24 19:20

JAY-Z weighs in on "$500,000 in cash or lunch with JAY-Z" debate: "You've gotta take the money"

2023.10.24 19:20

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Billboard誌が選ぶ「最も偉大なラッパー」リストにて1位に選出され、ビジネスマンとしても様々な功績を残してきたアイコン、ジェイ・Z。ソロアーティストとしてリリースした14枚のアルバムが全米1位を獲得し、2008年にはエンターテイメント/スポーツ・エージェンシー〈Roc Nation〉を創設した“ヒップホップで最も稼いだアーティスト”だが、2021年からSNS上で彼に関するとあるテーマが議論されていた。

それは米ヒップホップファンの間で巻き起こっていた「500,000ドル(約7500万円)をもらうか、ジェイ・Zとディナーミーティング。どちらがいい?」という議論。なかにはジェイ・Zから知識やアドバイスを伝授されることは7500万円以上の価値があると語る人もいた。しかし、CBSの最新インタビューに登場したジェイ・Zは、ついにその議論に終止符を打った。

「お金を選んだほうがいいし、その状態で俺は何を言えばいいんだ…… そもそも俺のビジネスの知識などは俺の歌詞に全部込められてるし、音楽は10.99ドルで購入できるしな…… 俺はそんな分が悪い取引を受けろとは言えないな。500,000ドルを受け取って、家に帰ってアルバムを買ってじっくり聴くんだ…… そこには全部込められてるからね!

実際に言葉を全てじっくり聴いて、言っていることを全て繋げ合わせたら、そこには全てがあるとわかるだろう。俺がラップ内で起こると言ったことは全て起こったし、俺がやりたいと言ったことも、全て実現した。そこには既に俺の人生と旅のブループリントがある」

自分が成功した経験や、ビジネスマンとしてのアドバイスは全て曲に込めていると語ったジェイ・Z。特に2017年にリリースされた最新アルバム『4:44』に収録された「The Story of O.J.」ではビジネス的な経験から基づく歌詞をラップしていた。

2021年にはジェイ・Zが立ち上げたストリーミングサービスのTidalも「お金を選んだほうがいい」とツイートしている。

JAY-Z – The Story of O.J.

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ジェイ・Z

アーティスト情報

本名ショーン・カーター、NYブルックリン出身。 幼い頃から生活保護を受け、11才のときには父親が家を出るという厳しい環境に育ち、十代から自然とラップに目覚めるが、ストリートでサヴァイヴしていく上で音楽からは離れた生活を余儀なくされる。26才のときに至近距離から撃たれたことを境にラップに再挑戦。当時はまだ無名に近かったクラーク・ケントの紹介でデイモン・ダッシュと出会い、共同でRock-A-Fellaレコードを設立、96年に1stアルバム『リーズナブル・ダウト』(全米23位)、97年2nd『イン・マイ・ライフタイム Vol.1』(全米3位)と着実にステップアップ。98年の3rd『イン・マイ・ライフタイム Vol.2(Vol.2 Hard Knock Life)』で初の全米1位を獲得すると、99年4th『Vol.3ライフ&タイムス・オブ・ショーン・カーター』(全米1位)、2000年5th『ザ・ダイナスティ・ロッカラ・ファミリア』(全米1位)と着実にリリースを重ね、2001年9月11日(奇しくもNY同時多発テロ事件当日)に6thアルバム『ザ・ブループリント』(全米1位)を発表する。2002年には初のアンプラグド盤=『ジェイ・Z・アンプラグド』をリリース。同年11月、直前に2枚組となった7th『ザ・ブループリント2-ザ・ギフト&ザ・カース』(全米1位)を発表し、名実共にラップ界の頂点に立つが、2003年突如ラッパーとしての引退を表明。“最後のアルバム”として発表した8th『ザ・ブラック・アルバム』は当然の如く全米1位となった。その後デフ・ジャム・レーベルのCEOの座に就いたジェイ・Zは、音楽界のエグゼクティブとして活躍する傍ら、R.ケリーとの共作『アンフィニッシュド・ビジネス』やリンキン・パークとのコラボ作『コリジョン・コース』等をリリースし大成功に導く。2006年にはアーティスト活動を再開することを発表し、11月に復帰作の9th『キングダム・カム』(全米1位)で華々しく復活を遂げる。2007年には映画『アメリカン・ギャングスター』に連動した同名を発表。2008年にはデフ・ジャムを離脱することを発表し、ライヴ・ネイションとのジョイント・ベンチャーとして自身の新会社=ロック・ネイションを設立し音楽界に衝撃を与えた。2009年には10th『ザ・ブループリント3』(全米1位)を心機一転Atlantic/Warner Music配給で9/11にリリース。アルバムからの「エンパイア・ステイト・オブ・マインド(feat. アリシア・キーズ)」は世界的に大ヒット、シングルでも全米1位に輝く。翌2010年にはサマーソニック2010のヘッドライナー出演のため、久しぶりの来日を果たす。実業家としてもナイトクラブ40/40の経営の他、ニュージャージー・ネッツの共同オーナーを努めたり、ハイレゾ音楽配信サービス=Tidalを買収するなど多忙を極める傍ら、2013年、12th『マグナ・カルタ・ホーリー・グレイル』、2017年には『4:44』をリリースするなどアーティスト活動も積極的に推進。私生活では2008年にかねてから交際していたビヨンセと結婚、世紀のビッグカップルとして話題に。アーティスト、実業家、そして世界で最も影響力のあるカップルの1人、など多くの顔を持つジェイ・Zは、ヒップホップ文化が生んだ最も大きな存在として絶大な影響力を誇っている。

(引用)https://www.universal-music.co.jp/jay-z/biography/

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