2023.10.19 18:50
Keanu Reeves | Don't Quit Your Day Dream | Fender
2023.10.19 18:50
『マトリックス』『ジョン・ウィック』などの映画で知られているハリウッド俳優キアヌ・リーブス。10月6日に新アルバム『Somewhere Between the Power Lines and Palm Trees』をリリースしたオルタナティブ・ロックバンドDogstarのベーシストとしても活動している彼が、ベースに対する思いを語った。
フェンダーの「Daydream」シリーズの最新動画に登場したキアヌ・リーブスは、若い頃は俳優以外にもベーシストになるという夢も持っていたと明かしている。
「1985年、僕は20歳のときにハリウッドに引っ越してきた。俳優になって映画に出演したいという夢を持っていた。若くしてスタートしていたし、その前にもトロントで仕事をしていたけど、それとは別にベースを弾きたいという夢も持っていたんだ。このベースという木の板の好きなところは、握ったときの感覚や、この楽器から生まれるトーンだ。とても綺麗だし、ベースを聴くと一緒に振動して共鳴しているような感覚になる」
俳優だけではなく、ベーシストになりたいという「白昼夢」も見ていたとコメントしたキアヌは、その翌年、ベースを購入するために大手楽器屋チェーンの「ギターセンター」を訪れたと続けた。
「1986年だと思うんだけど、ハリウッドのギターセンターにベースを買いに行ったんだ。でも店には入らないで、まるで麻薬の売人のように駐車場でベースを売ってる人からベースを買った。店に入ればたくさんベースがあったんだろうけど、何故かそのベースが僕に話しかけてきて、魅力的に感じたんだ。持ったときの感覚もよかった。その次の週に音楽理論の教本を買った。
でも誰も一緒にプレイする人がいないという問題があった。あまり曲のコピーをしなかったけど、それは後悔している。これから楽器を始める子供たちには、人々が弾いてきたことを練習することをオススメする」
また、キアヌは以前撮影でレッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーと共演した際に、「ベースは単に感じればいいんだよ!」とアドバイスされたとも明かしている。