2023.10.13 19:50
出典:https://www.ledzeppelin.com/
2023.10.13 19:50
ロック史で最も影響力があったバンドのひとつであるレッド・ツェッペリン。全世界で3億枚以上のアルバムを売り上げている伝説的なバンドだが、ボーカリストのロバート・プラントが、MOJO Magazineの最新インタビューで2007年にロンドンで行われた一夜限りの再結成ライブを振り返った。
同インタビューによると、ロバート・プラントはアトランティック・レコードの創業者アーメット・アーティガンのトリビュートとして、一夜限りの再結成ライブを成功させる大きな責任を感じていたようだ。
「ジョン・ボーナムがいないから、とても神経にくる緊張感のあるライブだったよ。あの晩に僕ら4人にかかっていた責任は、自分たちにとって正しい形で、感情を込めて演奏するというものだった。長い年月、そのような感覚で自分たちの音楽と向き合ってなかったから。アーメット・アーティガンにさようならするライブだったし、僕らにとって“全てにさようなら!素晴らしい体験だったよ!”というライブだった。だから上手くいったし、素晴らしいライブだった」
アーメット・アーティガン追悼ライブとして行われた同ライブでは、1980年に亡くなったドラマーのジョン・ボーナムの息子であるジェイソン・ボーナムがドラマーを務めた。ロバート・プラントは「僕ら3人とジェイソンにとって素晴らしいことだった。上手くいったのもジェイソンのおかげだと思う」と、亡くなったバンドメンバーの息子についてコメントしている。
ジミー・ペイジは以前、同ライブを振り返った際に「正しい理由で楽しんでいた。でも再結成を僕に囁く声も聞こえてこないし、また開催されることはないと思う。もしその機会があったとしたら、既に起こっていただろう」とも発言していた。