脚本家のアフガニスタン赴任体験に基づく
敵地からの脱出アクション、ジェラルド・バトラー主演『カンダハル 突破せよ』予告が解禁
2023.07.28 12:00
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2023.07.28 12:00
10月20日(金)より全国公開されるジェラルド・バトラー主演最新作『カンダハル 突破せよ』から予告編が公開された。
ホワイトハウス占拠、潜水艦VSクーデター部隊、巨大彗星の地球直撃……数々の危機を満身創痍で乗り越えてきた孤高のアクション俳優、ジェラルド・バトラー。彼の次なる作品は、敵地のド真ん中に取り残されたCIA工作員が繰り広げる孤立無援の脱出アクションとなる。製作には『ジョン・ウィック』シリーズのプロデューサーほかバトラー自身も参加。監督はバトラーと3度目のタッグとなるリック・ローマン・ウォー。元アメリカ国防情報局の職員としてアフガニスタンに赴任していた脚本家のミッチェル・ラフォーチュンの実体験をベースにしているため現在進行形の複雑な中東情勢を踏まえたリアリティと、スリルとアクションを兼ね備えたエンタテインメントとして完成した。
イラン国内に潜入中のCIA工作員トム・ハリス(ジェラルド・バトラー)は、核開発施設の破壊工作に成功した直後、CIAの内部告発により機密情報が漏洩し全世界に正体が明かされてしまう。即刻ミッションを中止し中東からの脱出を図るトムが目指すのは、アフガニスタン南部のカンダハルにあるCIA基地。30時間後に離陸する英国SAS連隊の飛行機に乗らなければ、生き残るチャンスはない。イランの精鋭集団・コッズ部隊のほか、パキスタン軍統合情報局(ISI)も絶好の「金づる」になりうるトムの捕獲に乗り出し、さらに、タリバンの息がかかったゲリラ、金次第で敵にも味方にもなるウォーロード率いる武装集団など、トムの行く手にはさまざまな勢力が立ちはだかる。敵味方の入り乱れる壮絶な死闘へと追跡劇が繰り広げられるなか、無事カンダハルに辿り着くことができるのか。
解禁された予告編では、CIAの工作員としてイランに潜入しているバトラー演じるトム・ハリスが「現代の戦争に勝利はない」と語る姿から始まる。そんな中、極秘任務を終えた直後に工作員の存在が何者かによりリークされ、トムはイランに追われる存在となってしまう。中東から脱出するため、帯同する通訳とともにカンダハルにあるCIA基地を目指すことになったトムだが、パキスタン軍統合情報局、タリバンなど様々な組織がトムの身柄を捉えるため次々に刺客を送り込んでくる。CIA上層部が二人の帰還を絶望的だと諦めるなか、故郷に住む娘を想い苦渋の表情を浮かべながらも、「必ず辿り着く!」という強い意志とともに400マイル離れた目的地への向かうトムの姿が印象的な映像となっている。