先日出演したラジオで「Layla」のカバーを披露
エド・シーランがエリック・クラプトンから受けた影響とプレイスタイルについて語る
2023.05.15 19:15
Ed Sheeran - Life Goes On ft. Luke Combs (Live at the 58th ACM Awards)
2023.05.15 19:15
5月5日に6thアルバム『−(サブトラクト)』をリリースしたエド・シーラン。妻の病気や親友の急逝など、悲しみや困難を家族で乗り越える日記のようなアルバムとして制作された今作だが、エリック・クラプトンからの影響とギターのプレイスタイルについて語った。
先日、ラジオ局SiriusXMの人気番組「Howard Stern Show」に出演したエド・シーランは、大ファンであるエリック・クラプトンについて以下のように答えている。
「11歳のとき、女王エリザベス2世のゴールデン・ジュビリー(在位50年記念式)を見ていたんだ。そこでエリック・クラプトンが出てきて、“Layla”を演奏しはじめた。“なんだこれは!”って思って、父親に“Layla”の存在を教えてもらった。そこからDerek and the Dominosのアルバムを買って、エリック・クラプトンの“Greatest Hits”と“Unplugged”を買って、彼の曲を練習した。でも長いこと“Layla”しか弾けない時期があった」
エリック・クラプトンから影響され、彼の楽曲を練習していたと明かしたエド・シーラン。彼はエリック・クラプトンがゴールデン・ジュビリーで弾いていたギターのレプリカも購入したようで、それがきっかけでエリック・クラプトン本人と繋がったともコメントしている。
「エリック・クラプトンがゴールデン・ジュビリーで弾いていたギターのレプリカを買って、イギリスのテレビ番組“Jools Holland…”に出演した際に使用したんだ。次の日、件名に“E”とだけ書いてあるメールが届いた。メールには、“良いギターだね”とだけ書いてあって、“これはもしかしたらエリック・クラプトンなのでは?”と思ったんだ。そこから僕らは繋がって友人になったんだ」
エド・シーランは「ギターで速弾きできる?」と訊かれた際には「速弾きだけはできない。若い頃、ジョン・メイヤーかエリック・クラプトンのようになりたければ多くを学ばないといけないけど、ダミアン・ライスのようになりたければコードを4つ覚えればいいと決断したんだ」と答えている。彼はその後「Layla」の一部分をカバーし、「僕は上手いギタリストではない」とコメントしている。
また、先日エド・シーランはアカデミー・オブ・カントリー・ミュージック・アワードでルーク・コムズをステージに迎え「Life Goes On」のリミックスを披露し、そのリミックス版の音源もリリースしていた。日本では新アルバム『―(サブトラクト)』のリリースを記念して、5月13日に東京タワーにて東京インフィオラータとのコラボレーション企画が実現。朝10時からスタートしたイベントでは、花びらを地面に敷き、エド・シーランをイメージしたインフィオラータ作品が作り上げられた。本インフィオラータは5月17日まで東京タワーの広場に展示される。
ルーク・コムズをステージに迎え披露した「Life Goes On」は以下から見ることができる。