The Howard Stern Show
2023.05.12 18:15
5月5日に6thアルバム『−(サブトラクト)』をリリースしたエド・シーラン。妻の病気や親友の急逝など、悲しみや困難を家族で乗り越える日記のようなアルバムとして制作された今作だが、エド・シーランがエミネムから受けた影響と関係性について語っている。
先月、ラジオ局SiriusXMの人気番組「Howard Stern Show」に出演したエド・シーランは、9歳の頃にエミネムのメジャー2ndアルバム『Marshal Mathers LP』を練習したことがきっかけで吃音が治ったと明かしている。
「僕の叔父は、“エミネムは次世代のボブ・ディランだから、エドに聴かせてあげて”って父親に言ってくれた。あのアルバムを覚えて、何回も一緒にラップをすることによって僕の吃音は治ったんだ」
彼はエミネムとの友人関係についても語っており、生活スタイルも共感できるとコメントしている。
「エミネムは他のアーティストと違って、あまり人前に姿を表さないんだ。知り合って6年ぐらいで、一緒に3曲やったし、ステージでは2回共演した。彼にはとても共感できて、彼はまだ地元に住んでいるし、自分の周りに独自の環境を作っている」
また、エド・シーランは昨年、エミネムがロックンロールの殿堂入りをした際に、ステージで共演しており、彼はオファーされたときのことを以下のように語っている。
「ミュージックビデオを14つ連続で撮影をしているとき、彼から電話がきたんだ。ちょうど休みの日だったから、これは断れないと思った。だから撮影を終えて、一曲を演奏するために飛行機に乗って、その日の夜に飛行機でイギリスまで戻ってきたんだ。でもその価値はあったよ」
エド・シーランの新アルバム『−(サブトラクト)』からは収録曲全14曲のミュージックビデオが公式YouTubeアカウントから公開されている。