©2023『1秒先の彼』製作委員会
2023.05.02 08:00
7月7日(金)より全国公開される岡田将生と清原果耶のW主演映画『1秒先の彼』から、新たな場面写真が公開された。
監督・山下敦弘と脚本・宮藤官九郎が初タッグを組んだ本作は、京都を舞台に何をするにも人より1秒早いハジメ(岡田将生)と1秒遅いレイカ(清原果耶)の“消えた1日”を巡る物語。郵便局の窓口で働くハジメは、何をするにもとにかく1秒早い。記念写真では必ず目をつむり、漫才を見て笑うタイミングも人より早い。路上ミュージシャン・桜子のまっすぐな歌声に惹かれて恋に落ちたハジメは花火大会デートの約束を取り付けるも、目覚めるとなぜか翌日になっていた。消えてしまった花火大会デートの秘密を握るのは、毎日郵便局にやってくるカメラ好きの大学生・レイカのようで……。
脇を固めるのは、荒川良々、羽野晶紀、加藤雅也、福室莉音、片山友希、しみけん、松本妃代、伊勢志摩、柊木陽太、加藤柚凪、朝井大智、山内圭哉ら個性豊かな俳優陣。また、先日惜しくも他界した笑福亭笑瓶が、ハジメが聴いているラジオ番組のDJとして飾らない人柄そのままに本人役で出演している。
今回公開された場面写真5点では、冴えない生活を送るハジメとレイカの姿が明らかになる。みんなより1秒早いテンポで生活するハジメはせっかちで躊躇しない性格のため、友達はラジオだけ。鴨川で出会った路上ミュージシャン・桜子(福室莉音)とのデートでも、自撮りで目をつむってしまう。一方、何でも1秒遅いレイカは大学を留年し続けて現在7回生の25歳。毎日郵便局にやってきては、とある宛先に手紙を送り続け、バイト先のスーパーで売れ残った鍋焼きうどんをごちそうに、静かにラジオを聴くという地味な生活をおくっている。みんなより1秒遅いので、ガスコンロを点火する際も必然的にゆっくりな動作になってしまう。
そして、羽野晶紀と加藤雅也扮するハジメの両親の姿も初公開。ある花火の日の夜「そうめんの薬味のミョウガとパピコを買いに行く」と言って家を出て帰ってこなくなった父・平兵衛と、そんな父を捜索しようとする母・清美の姿が写されている。
また、5月5日(金)より全国の映画館でムビチケが発売開始されることも決定した。同日14時からは、セブンネット限定グッズ付きムビチケの予約受付も開始される。限定グッズのオリジナルランチトートバッグとアクリルキーホルダーには、タイトルロゴがあしらわれている。