2023.04.09 12:30
©平尾アウリ・徳間書店/「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」製作委員会
2023.04.09 12:30
5月12日(金)に全国公開される松村沙友理の主演映画『劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ』より特別映像が公開された。
原作となった平尾アウリの累計100万部超えの同名コミックは、2015年8月より「月刊COMICリュウ」(徳間書店)にて連載がスタート。2017年には「このマンガがすごい!2017」オトコ編第12位、第3回「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクインした。「推し武道」の愛称で親しまれている人気作品で、2020年にはテレビアニメ化され、2022年には初実写ドラマ化もされている。
物語の主人公・フリーターのえりぴよ(松村沙友理)は、地元・岡山のマイナー地下アイドル・ChamJamのメンバー・市井舞菜(伊礼姫奈)に人生のすべてを捧げている伝説的なファン。自らの服は高校時代の赤ジャージのみ、収入の全てを推しである舞菜に貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして名前を呼び、プライベートでの布教活動など、推しが生きる活力となっている。
今回公開された特別映像は、松村沙友理演じるえりぴよによる「推し武道」の紹介動画。えりぴよの推しである舞菜が所属するアイドルグループ・ChamJam(チャムジャム)の各メンバーの紹介に加え、古参ファンのくまさ、ガチ恋勢の基など個性的な推し活仲間たちにもフォーカスしている。また、魅力溢れるキャラクターたちが次々と登場する中で、ChamJamのメンバーを演じる@onefiveが歌う主題歌「Chance」もたっぷりと使用されている。
中でも際立つのは、ライブで推しへの愛が溢れるあまり「愛してる!」と絶叫し鼻血を出して、舞菜を驚かせたり、「私の人生には舞菜の1分1秒が必要なんです!」と力説するえりぴよの姿。本作は推しがいる人・いない人も、そんなえりぴよの全力推し活にどこか共感して楽しめる映画となっている。