主演2人と監督の酒井麻衣、原作の汐見夏衛からコメント到着
JO1白岩瑠姫×久間田琳加W主演映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』9月1日公開決定
2023.03.13 06:00
©︎ 2023『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』製作委員会
2023.03.13 06:00
JO1・白岩瑠姫と久間田琳加のW主演映画『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』が公開日が9月1日(金)に決定した。
マスクが手放せない「優等生」の茜と、自由奔放で絵を描くことを愛する銀髪の青磁。しかし、彼らにはそれぞれ誰にも言えない過去と秘密があり──。原作は、多くのヒット小説を生み出してきた小説サイト「野いちご」で連載され、第1回野いちご大賞を受賞した、汐見夏衛の同名小説。累計発行部数30万部を超え、丁寧に描かれた登場人物の心情と、表現豊かな風景描写で圧倒的共感と感動を呼び、「10代女子が選ぶ文芸小説No1」にも選ばれた。
W主演の白岩瑠姫はグローバルボーイズグループ・JO1メンバーとして、これまでに発売した6作のシングル全てがオリコン週間シングルランキングで1位を獲得。昨年末には「第73回NHK紅白歌合戦」への初出場を果たし、アジア最大級の音楽授賞式「2022 MAMA AWARDS」では“Favorite Asian Artist”を日本人アーティストで唯一受賞するなど国内外から熱い注目を集めており、今回JO1のメンバーでは初めて映画の主演を務める。一方の久間田琳加は、『マリーミー!』(2020年/ABC)、『青春シンデレラ』(2022年/ABC)、『ブラザー・トラップ』(2023年/TBS)、『おとななじみ』(2023年5月12日公開予定)など、映画・ドラマの主演作が相次ぎ、女優だけでなくnon-no専属モデルとしても活躍している。
白岩が演じる銀髪の高校生・深川青磁はクラスの人気者で、久間田演じるクラスメイトの茜に「嫌い」だと正面から告げるようなはっきりとした性格ながら、謎めいた一面もある複雑な役柄に挑戦している。青磁役を演じるにあたり、白岩は自身のトレードマークでもあるハイトーンの髪色と、その透明感あふれる儚いビジュアルで、まるで物語から飛び出してきたかのように作品の世界観をリアルに体現。自分の感情や、絵を描くということにまっすぐに向き合う芯の強い様を溌剌と演じる一方、「秘めた過去」を持つ青磁の翳りを帯びた心情を繊細に表現するなど、映画初主演とは思えない堂々たる演技を披露している。
久間田が演じる丹羽茜は、過去の「ある出来事」が原因で、優等生を演じている女子高生。学校では「マスク」が手放せず、本当の自分と周囲からのイメージのギャップに思い悩む、自由奔放な青磁とは正反対のキャラクターだ。久間田はマスクをなかなか外せない役柄という、実社会に生きる現代の若者の姿とも重なる難役をエモーショナルに表現。青磁と触れ合うにつれ心を開き、カラフルな世界の「美しさ」に気付いていく表情の変化にも注目だ。
監督を務めるのは、映画祭でグランプリを受賞後、商業映画デビュー作となった『はらはらなのか』(2017年)などで映画ファンから熱い注目を集め、「映像作家100人2020」にも選出された酒井麻衣。『明日、私は誰かのカノジョ」(2022年/MBS)や、劇場版の公開も決定した第59回ギャラクシー賞 マイベストTV賞グランプリ受賞作『美しい彼』(2021・23年/MBS)など、話題作を続々と手がける気鋭のクリエイターだ。脚本は、酒井監督が演出を手がけた『明日、私は誰かのカノジョ』(2022年/MBS)や『雪女と蟹を食う』(2022年/TX)などの話題作に参加している、イ・ナウォン。
本作は、2023年1月から2月に行われた撮影を経て、無事クランクアップ。劇場公開は2023年9月1日(金)予定となっている。
白岩瑠姫(深川青磁 役)コメント
最初にオファーを頂いた時は、初めての映画の主演ということで、嬉しい気持ちと同時に不安もあって「感情」が忙しかったです。今回、絵が得意な青磁というキャラクターを演じる上で、実際に絵を描くシーンにも挑戦したのですが、現場の雰囲気がすごく良く、酒井監督やスタッフの皆さんにも優しくフォローして頂いたおかげで、楽しく撮影に臨めました。現場に入ってすぐの頃は、実は少し人見知りをしてしまったのですが、酒井監督から、主演を務める座長として、周りの皆とコミュニケーションを取
って欲しいとのアドバイスを頂きました。そこから茜役の久間田さんや共演者の皆さん、スタッフの皆さんに積極的に話しかけるようにして、良い関係を築くことができたと思います。酒井監督には演技面ではもちろん、それ以外の部分でも支えて頂き、とても感謝しています。皆で一緒に作り上げた作品ですので、『夜きみ』を沢山の方に愛して欲しいなと思います。
久間田琳加(丹羽茜 役)コメント
私が演じる茜はマスクが手放せない女の子です。原作小説が書かれたのはコロナ禍の前ですが、マスク習慣が広まった今では、さらに色々な見方ができる作品だと思います。今回共演した青磁役の白岩さんは、初めてお会いした時はクールな印象だったのですが、撮影に入るとお喋り好きなことが分かって、役作りでもとても助けられました。酒井監督の作品はこれまでも拝見していたのですが、どの作品も画がとても綺麗で、いつかお会いしてみたいと思っていました。今回演じた茜役はマスクをするシーンが多く、目線の演技が大切になるため、難しい役柄でもあったのですが、酒井監督にはたくさんアドバイスをいただき、助けていただきました。この作品には、どの世代の方が観てもときめく要素が散りばめられています。私も演じていて心地いいと思う瞬間が何度もあったので、スクリーンを通して伝わったら嬉しいです。
酒井麻衣(監督)コメント
「マスクの着用が個人の判断に委ねられる」時期がやってきました。自分にとってマスクは、いつしかお守りのようになっている部分があったので、戸惑っているというのが、本心です。そんな時に出逢ったのが、コロナ前に書かれたこの物語でした。優等生であり学校ではマスクを手放せない茜と、自由奔放で画家を目指している青磁のお話。この2人は、自分の気持ちを代弁してくれたような、晴れやかな気持ちにさせてくれました。ガラスのように割れやすくも 綺麗な青春の煌めき、将来への期待と恐怖、初めて知る恋心、全てが綺麗で、心が洗われました。白岩さんの持つ儚い強さと、久間田さんの持つ優しい眼差しが、役を通し交わり、エモーショナルな瞬間を捉えられ、とても幸せでした。スタッフ一同、真摯に純度の高い青春と向き合いました。皆様にお届けする日が待ち遠しいです。
汐見夏衛(原作)コメント
この度『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』の映画化が決定いたしました。酒井監督の彩り豊かでありながら透き通る清澄感に満ちた世界観、白岩さんの全身から放たれる圧倒的な存在感と吸い込まれそうな瞳、久間田さんの内側から発光するような透明感と弾けるような笑顔を拝見して、僭越ながら『素晴らしい作品になるに違いない!』と確信しました。このような機会を頂けたのは他でもなく、これまで本作を応援して下さった皆様のおかげです。本当にありがとうございます!一緒に公開を心待ちにして頂けましたら幸いです。