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メンバーが新アルバムについてコメント

エクストリームが15年ぶりのアルバム『Six』を発表、新曲「Rise」MVも公開

2023.03.02 19:15

Photo by Jesse Lirola

2023.03.02 19:15

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全世界でのトータルセールスが1,000万枚を超えているファンクメタルバンド、エクストリーム。先月、ギタリストのヌーノ・ベッテンコートがリアーナのスーパーボウルハーフタイムショーに参加していたことが話題になったが、15年ぶりとなるアルバム『Six』をリリースすると発表した。

『Six』を6月9日にリリースすると発表したエクストリームは、ヌーノ・ベッテンコートが監督を務めた「Rise」のミュージックビデオも公開している。ヌーノ・ベッテンコートは、『Six』について「エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなったとき、考えさせられた。彼の後を継いで王座に座るわけではないが、生きている間にギターを弾き続ける責任も感じた。だからこのアルバムでは熱いギタープレイングを聴くことができる」とコメントしている。

ボーカリストのゲイリー・シェローンは、アルバム『Six』について以下のように説明した。

「音楽的にはアグレッシブだ。歌詞のテーマは、名声のアップダウンを描く教訓のようなものだ。トップに上り詰めると、切り刻まれて引きずり降ろされる。それが名声の自然な流れだ。
エクストリームは常に熱意を込めて、エネルギーも含まれている。私たちは誰とも競争していないけど、自分たちを越えようと努力をしている。このアルバムにはそういう瞬間もある。私たちはこの長年バンドを維持し続け、ステージや音源で証明しないといけないこともあると思うんだ。だからこのアルバムには今までで最も良い曲も収録されている」

また、ヌーノ・ベッテンコートは「2、3曲を聴いてエクストリームのアルバムを理解したと思わないで欲しい。今までの作品もそうだったと思うし、真のエクストリームのファンであれば“予想外のことが聴けると予想”することを知っているだろう」と追加でコメントしており、昔の良さを踏襲しつつも新しいエクストリームになったとも明かしている。

作品情報

エクストリーム『Six』

エクストリーム『Six』ジャケット

エクストリーム『Six』ジャケット

エクストリーム『Six』

2023年6月9日(金)リリース

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収録内容

1. Rise
2. #Rebel
3. Banshee
4. Other Side Of The Rainbow
5. Small Town Beautiful
6. The Mask
7. Thicker Than Blood
8. Save Me
9. Hurricane
10. X Out
11. Beautiful Girls
12. Here’s To The Losers

エクストリーム

アーティスト情報

85年マサチューセッツにて、ヌーノ、ゲイリー、パット、そしてポール・ギアリ (ds)によって結成される。ヌーノとゲイリーによって書き溜められた55もの楽曲をもって、88年にA&M Recordsと契約。翌89年には、記念すべきデビュー・アルバム「EXTREME」を発表する。

そして90年、ロック史上に残る傑作と呼ばれる「EXTREME Ⅱ: PORNOGRAFFITTI」を、DOKKENなども手掛けた名手マイケル・ワグナーによるプロデュースで制作、発表。“Decadence Dance”や“Get The Funk Out”といった名曲を収録し、“Get The Funk Out”は英国チャートでも19位にランクインするなど、世界規模での人気を手に入れるに至る。そして何と言ってもEXTREMEの代名詞とも言えるバラードを代表する名曲“More Than Words”は91年にシングル・カットされ、じわりじわりと全米を席捲し続け、ビルボード・シングル・チャート1位を記録している。

世界一のロック・バンドとなった彼らは、92年に3部構成の3rdアルバム「Ⅲ SIDES TO EVERY STORY」を発表。94年には英国ドニントンのロック・フェスティヴァル『MONSTERS OF ROCK』に出演。が、そのときはすでにポールはマネジメント業に集中するため脱退しており、元ANNIHILATORのマイク・マンジーニがドラムを叩いた。

95年に、4thアルバム「WAITING FOR THE PUNCHLINE」をリリースするも、96年にゲイリーがVAN HALENに引き抜かれ脱退。(ゲイリーは98年の「VAN HALEN Ⅲ」に参加) バンドは事実上の解散状態に陥る。

ヌーノはソロ・アルバム発表やPOPULATION 1名義のツアーを行うなど、DRAMAGODS名義でのアルバム「LOVE」をリリースするなどの活動を続ける。そして03年にハードロック・カフェ主催の『GUITAR WARS』参加のため来日したヌーノは、急遽シンガーが必要となったため呼び寄せたゲイリーとともに"Get The Funk Out"や"More Than Words"といったEXTREMEの名曲を披露。その後04年、EXTREMEはツアーのみの再結成を果たし、05年には日本を含む数ヶ所でもツアーを敢行し、ファンを熱狂させたことも記憶に新しい。

そして08年、ヌーノ、ゲイリー、パットのオリジナル・メンバー3人に、DRAMAGODSでもヌーノとプレイしたケヴィン・フィグェリド(ds)を迎えたラインナップで、7/11の『ROCKLAHOMA』参戦を皮切りに、7/29のニューヨーク公演から本格的なアメリカン・ツアーを開始。8月には奇跡の復活作にして、通算5枚目のスタジオ・アルバム「SAUDADES DE ROCK」をリリース。その勢いそのままに、同年12月には大規模なジャパン・ツアーを敢行。東京(C.C. Lemon Hallで4公演!)、大阪、名古屋、広島をまわり、大成功を収めている。

デビュー20周年を迎えた2009年には、7月のテキサス公演を皮切りに、RATTとともにひと月の全米ツアーに出発。8月8日の地元ボストンは『House of Blues』での最終公演はEXTREME単独で行われ、会場には大勢のファンが詰め掛けた。その夜のパフォーマンスは8台のビデオカメラによって抑えられ、「TAKE US ALIVE」というタイトルが付いたライヴDVD&ライヴ・アルバムが、2010年5月に発売となる。

なおヌーノは、人気ポップス/R&Bシンガー、リアーナの2010年ワールド・ツアーのリード・ギタリストとしても活躍している。

(引用)https://www.jvcmusic.co.jp/-/Profile/A021853.html

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