Bezzy[ベジー]|アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

アーティストをもっと好きになるエンタメメディア

NEWS

宮沢賢治が「ダメ息子だった」という大胆な視点で描く

『銀河鉄道の父』宮沢賢治を支え続けた家族の愛を捉えた本予告&ポスターが公開

2023.02.21 07:00

©2022「銀河鉄道の父」製作委員会

2023.02.21 07:00

全ての画像・動画を見る(全2点)

5月5日(金・祝)より全国公開される映画『銀河鉄道の父』の本予告と本ポスターが公開された。

本作では世界中から愛される宮沢賢治が「ダメ息子だった」という大胆な視点を軸に、大量の宮沢賢治の資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の家族愛を描いた小説『銀河鉄道の父』(門井慶喜著)を映画化。監督は『八日目の蟬』『いのちの停車場』の成島出。主人公の宮沢賢治の父・政次郎を役所広司、長男・賢治を菅田将暉、賢治の妹・トシを森七菜、賢治の弟・清六を豊田裕大、母・イチを坂井真紀、祖父の喜助を田中泯が演じる。主題歌はいきものがかりが本作に書き下ろした新曲「STAR」。いきものがかりは新体制となって初めて映画主題歌を担当する。

映画『銀河鉄道の父』予告【2023年5月5日(金・祝)全国公開】

今回解禁された本予告映像では、宮沢賢治を最後まで支え続けた父・政次郎とその家族の深い愛が捉えられている。待望の長男誕生に喜ぶ父・政次郎(役所)。家業の質屋の跡取りとして期待していたが、賢治(菅田)は家業を継ぐことを拒否し、農業学校への進学、人造宝石、宗教と我が道を進む。そんな賢治に政次郎は遂に激昂。賢治も「できねぇ! 俺はもう何も出来ねぇ」と泣き叫び、2人は対立していく。そんな父子の距離がどんどん離れていく中、賢治が書く物語を楽しみにしていた妹・トシ(森)が病に倒れた。賢治は「風の又三郎」と題した童話を読んで励ますが、願いむなしく、トシは旅立ってしまう。心の支えを失った賢治に再び筆を執らせたのは、「私が宮沢賢治の一番の読者になるじゃ! だから書け、物語を書け!」という政次郎の叫びだった。こうして賢治が紡ぐ物語の一番のファンになってゆく政次郎や母・イチ(坂井)ら家族が見守る中、賢治は自分の道を歩き始めるが、その矢先、トシと同じ病に襲われる。

併せて、宮沢家の家族集合写真を配置した本ポスターも公開。上段には、トシが兄の賢治に「約束したでねえか、おっきくなったらもっともっといっぺぇお話つくってくれるって」と話す仲睦まじいシーン、下段には宮沢賢治の書籍を手にする父・政次郎の写真が印象的なポスターになっている。

全ての画像・動画を見る(全2点)

作品情報

銀河鉄道の父

©2022「銀河鉄道の父」製作委員会

©2022「銀河鉄道の父」製作委員会

銀河鉄道の父

2023年5月5日(金・祝)より全国公開予定
原作:門井慶喜『銀河鉄道の父』(講談社文庫)
配給:キノフィルムズ

公式サイトはこちら

スタッフ&キャスト

出演:役所広司、菅田将暉、森七菜
監督:成島出
製作:木下グループ
制作:キノフィルムズ/ツインズジャパン

RANKINGランキング

RELATED TOPICS関連記事

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram

COLUMN & SPECIAL連載&特集

ALL SERIES

RANKINGランキング

OFFICIAL SNS

  • Twitter
  • instagram