日本からはSOIL、AI、SKY-HIチーム、Penthouse
新世代ジャズフェス「LOVE SUPREME」第1弾発表 初日ヘッドライナーはジョージ・クリントン
2023.02.10 18:00
2023.02.10 18:00
埼玉県・秩父ミューズパークにて2023年5月13日(土)、5月14日(日)に開催される新世代ジャズフェスティバル「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023」の第1弾出演アーティストが発表された。
同フェスは2013年にスタートし、毎年7月にイギリスのイースト・サセックスで開催されているヨーロッパ最大規模の野外ジャズフェスティバル。JOHN COLTRANE(ジョン・コルトレーン)の「至上の愛(A LOVE SUPREME)」から名付けられた本イベントは“The Guardian”紙をはじめとしたイギリスの主要メディアから五つ星を付けられる等、上質な音楽を体感できるフェスと高い評価を得ている。
そんな「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL」が初めて日本で開催されたのは昨年5月。会場は今回と同じく埼玉・秩父ミューズパークで、ヘッドライナーのDREAMS COME TRUE、ROBERT GLASPER(ロバート・グラスパー)を筆頭に全23組のアーティストが出演した。
その2回目となる「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023」第1弾で発表された出演アーティストは全5組。初日ヘッドライナーには、GEORGE CLINTON & PARLIAMENT FUNKADELIC(ジョージ・クリントン&パーラメント・ファンカデリック)が決定。Pファンク軍団を率いて1960年代末から現在に至るまで、まさにリヴィング・レジェンドとして、ファンクの心臓部を担ってきたジョージ・クリントン。メッセージ、ファッション、世界観、そして何より唯一無比のグルーヴによって、ブラックミュージックのシーンからヒップホップ世代、さらには全世界のポップ・ミュージックのあり方に影響を与えて続けてきた。十数名のミュージシャンが入り乱れ、熱狂の渦巻くファンクの坩堝を描き出すライブ・パフォーマンスが今回も繰り広げられる。
同じく初日にはDOMi & JD BECK(ドミ&JD・ベック)の初来日公演が決定。これまでハービー・ハンコック、アンダーソン・パーク、サンダーキャット、フライング・ロータス、ルイス・コール、ザ・ルーツなど名だたるアーティストと共演してきた彼ら。中でもブルーノ・マーズ&アンダーソン・パークによるシルク・ソニックのシングル「Skate」を共作したことは大きな話題を呼んだ。2022年には、アンダーソン・パークがユニバーサルミュージックと新たに立ち上げたレーベル、エイプシット・インク(APESHIT Inc.)と名門ブルーノート・レコードからデビュー、先日のグラミー賞新人賞にもノミネートされている。
また、昨年に続き出演が決定したSOIL&”PIMP”SESSIONSは2日間レジデンシャルバンドとして各アーティストを迎え入れる。第1弾で発表されたコラボステージは“QUEEN OF HIP HOP SOUL”シンガー・AI。AI and many guests with SOIL&”PIMP”SESSIONSとして、初日のステージを華々しく飾る。さらに2日目にはSKY-HI率いるBMSGメンバーとのコラボレーションも決定。SKY-HI & BMSG POSSE with SOIL&”PIMP”SESSIONSとしてスペシャルパフォーマンスを披露する。このスペシャルコラボレーションの参加アーティストは今後随時発表されていくとのこと。
2日目の2組目には6人組ツインリードヴォーカル・バンドPenthouse。 大島真帆(Vo)、Cateen(Pf)、矢野慎太郎(Gt)、大原拓真(Ba)、平井辰典(Dr)による6人からなり、ポップな世界観と音楽的素養の高さにより各方面から注目を集めている彼ら。 浪岡真太郎と大島真帆によるソウルフルな男女ヴォーカルを軸に、かてぃんこと角野隼斗の卓越した表現力と強固なリズム隊が生み出すグルーヴにより、洗練された都会的なサウンドスケープへと誘う。
「LOVE SUPREME JAZZ FESTIVAL JAPAN 2023」の出演アーティストは続々と発表されていく予定。チケットは2月11日(土)10:00より、イープラスにてオフィシャル1次チケット先行予約受付が開始する。