2023.02.09 18:00
2023.02.09 18:00
2月10日(金)より全国公開される映画『エゴイスト』より、鈴木亮平と宮沢氷魚の楽しげな日常を映した本編映像と、阿川含む3人のインタビュー映像が公開された。
今年開催された第35回東京国際映画祭でコンペティション部門に選出された本作。田舎町でゲイである自分の姿を押し殺しながら思春期を過ごした浩輔は、ファッション誌編集者として気ままながらもどこか虚勢を張って生きていた。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである母を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太。2人は惹かれ合い、時に龍太の母も交えながら満ち足りた時間を重ねていく。亡き母への想いを抱えた浩輔にとって、母に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかしドライブに出かける約束をしていたある日、何故か龍太は姿を現さなかった。
主人公の浩輔役を演じる鈴木亮平は『孤狼の血 LEVEL2』で第45回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞、浩輔の恋人となる龍太役を演じる宮沢氷魚は『騙し絵の牙』や『グッバイ・クルエル・ワールド』『レジェンド&バタフライ』、NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』など話題作への出演が続いている。さらに浩輔の父親役に柄本明、龍太の母親役に阿川佐和子を迎え、監督は『トイレのピエタ』『ハナレイ・ベイ』などの松永大司が務める。
今回公開された映像には、2⼈の幸せなひとときが映し出されている。⿓太がふざけて携帯で浩輔を撮影し、浩輔は⿓太に「やめて(笑)」と伝えるも、撮影をやめない⿓太をくすぐってやめさせようとする。数秒にも関わらず、2⼈の愛が満ち溢れた映像となっている。
合わせて公開されたインタビュー映像では、鈴木、宮沢、阿川が⼀番好きなシーンを語り合う。鈴⽊は、前述のシーンに繋がる“⿓太と浩輔が⼀緒にお酒を飲みながらソファーで昔話をしているシーン”が、観客として観た時に2⼈の空間に⾃分も⼊りたいと思えたと語る。⼀⽅宮沢は“3⼈でご飯を⾷べているシーン”を選び、阿川は“歩道橋で浩輔と⿓太がキスをするシーン”を選んだ。
⽇本国内で注⽬されるだけでなく、3⽉12⽇(⽇)に⾹港で開催されるアジア全域版アカデミー賞「第16回アジア・フィルム・アワード」(AFA)にて、主演男優賞で鈴⽊亮平、助演男優賞で宮沢氷⿂、⾐装デザイン賞(⾐装担当︓篠塚奈美)にノミネートされた本作。4⽉21⽇(金)より台湾での公開も決定、⽇本外国特派員協会記者会⾒も行われ、多くの海外メディアからも注⽬されている。