井上麻里奈、早見沙織、佐倉綾音の演じる新たな戦士が登場
シリーズ最終章を描く 劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」6月公開
2023.01.17 14:10
©武内直子・PNP/劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」製作委員会
2023.01.17 14:10
「美少女戦士セーラームーン」シリーズ最終章を描く劇場版「美少女戦士セーラームーンCosmos」の〈前編〉が6月9日(金)に、〈後編〉が6月30日(金)に公開されることが決定し、新たなキャラクター「セーラースターライツ」のキャストが発表された。
1991年から1997年に渡り少女漫画雑誌「なかよし」(講談社)で連載された武内直子作の『美少女戦士セーラームーン』。単行本の世界累計発行部数は4600万部(紙、電子合計)にのぼり、1992年からはTVアニメシリーズの放送もスタート。1997年に放送が終了した後も、日本のみならず40カ国以上の国で放送され、世界中で愛され続けている。昨年2022年に連載開始30周年を迎えた。
本作で描かれるのは、「美少女戦士セーラームーン」シリーズ最終章となる“シャドウ・ギャラクティカ編”。新たなる敵“シャドウ・ギャラクティカ”が出現し、次々と仲間が狙われ、セーラー戦士たちは再び戦いに身を投じていく。
本日公開されたのは、そんな月野うさぎたちの前に突如現れた新たなセーラー戦士・セーラースターライツを捉えたスペシャルPV。彼女たちは人気アイドルグループ・スリーライツとして活動しながらも、うさぎたちに急接近。映像の後半では、見つめ合ううさぎと星野も映し出されている。星野たち3人はなぜうさぎたちに近づくのか。
そんなセーラースターライツ/スリーライツのキャストが井上麻里奈、早見沙織、佐倉綾音に決定。常にクールなスターライツのリーダー的存在、セーラースターファイター/星野光(セイヤコウ)を演じるのは、『進撃の巨人』(アルミン・アルレルト役)、『呪術廻戦』(禪院真依役)などに出演している井上。井上は、セーラームーン好きとしても知られており、今回の出演に対し「幼少期の夢がようやく叶いました。幼い頃、友達とセーラームーンごっこをして遊んでいた自分が、こうしてセーラー戦士になれて、うさぎちゃん達と共に過ごせたことは、未だに実感が湧きません」と歓びをコメント。この度解禁となった映像の中では、うさぎと親密な様子を見せ、物語も大きく動かしていく星野。演じるにあたり、「どうしたら星野さんが格好よくなるのか、原作の絵も思い浮かべ、葛藤しながら演じさせていただきました」とキャラクターへの想いも語った。
冷静沈着で知的な、セーラースターライツのまとめ役、セーラースターメイカー/大気光(タイキ コウ)を演じるのは、『ONE PIECE』(ヤマト役)、『SPY×FAMILY』(ヨル・フォージャー役)などに出演している早見。早見は、「子供の頃、毎週楽しみに見ていたあの『美少女戦士セーラームーン』に、まさか携われる日が来るなんて……夢のような気持ちです。台本を読んで、過酷で孤独な戦いの中でも、前を向くことをやめないセーラー戦士たちの姿に魅せられました。スリーライツの歌唱シーンも見どころの一つなので、ご注目いただけると嬉しいです」とコメント。
そして、アイドルとしてのあざとかわいい一面と普段のシニカルさが魅力的なセーラースターヒーラー/夜天光(ヤテンコウ)を演じるのは『僕のヒーローアカデミア』(麗日お茶子役)、『五等分の花嫁』(中野四葉役)などに出演している佐倉。「あの『美少女戦士セーラームーン』に? しかもセーラー戦士として? とんだ人生に来てしまった……! と夢見心地でした。と同時にプレッシャーも感じ、夜通し作品を履修すると、そこには素晴らしい世界が広がり、一気に見える景色が変わりました。他人事には思えない夜天を、私にはない自信家なところも含めて楽しく演じました。『可愛い!』という黄色い声がもらえたら、という野心も少し込めています(笑)」とコメントした。
コメント全文
井上麻里奈(セーラースターファイター/星野光役
幼少期の夢がようやく叶いました。幼い頃、友達とセーラームーンごっこをして遊んでいた自分が、こうしてセーラー戦士になれて、うさぎちゃん達と共に過ごせたことは、未だに実感が湧きません。あの頃の自分にも教えてあげたいです。当時は、うさぎちゃんとまもちゃんの間に入ってこないで! という思いで星野さんを見ていたのですが(笑)、大人になってみるとそのまっすぐな想いは本当に切なくて美しいです。収録では、どうしたら星野さんが格好よくなるのか、原作の絵も思い浮かべ、葛藤しながら演じさせていただきました。遂に「美少女戦士セーラームーン」の最終章が映画化されます。早く皆さまと一緒に劇場で完成した映画が観られる事を楽しみにしています!
早見沙織(セーラースターメイカー/大気光役)
子供の頃、毎週楽しみに見ていたあの「美少女戦士セーラームーン」に、まさか携われる日が来るなんて……夢のような気持ちです。台本を読んで、過酷で孤独な戦いの中でも、前を向くことをやめないセーラー戦士たちの姿に魅せられました。物語の壮大さはもちろんのこと、それすらも包み込むような力を持つセリフが詰まっていて、思わず涙が込み上げました。大気の持つ、冷静かつ柔らかさを纏った、大人びた雰囲気を意識して、スリーライツ3人のバランスも考えながら演じました。そんなスリーライツの歌唱シーンも見どころの一つなので、ご注目いただけると嬉しいです。シリーズ最終章、その壮大な物語を是非劇場にてご覧いただきたく思います。
佐倉綾音(セーラースターヒーラー/夜天光役)
あの「美少女戦士セーラームーン」に? しかもセーラー戦士として? とんだ人生に来てしまった……! と夢見心地でした。と同時にプレッシャーも感じ、夜通し作品を履修すると、そこには素晴らしい世界が広がり、一気に見える景色が変わりました。私と同じ水瓶座のB型、自由に生きているように見えて、大切なものへの想いは強い。他人事に思えない性格の夜天は、寄り添いやすく、私にはない自信家なところも含めて楽しく演じました。あわよくば「可愛い!」という黄色い声がもらえたら、という野心も少し込めています(笑)。最後の戦い。重い響きです。緊張感はひとしおでしたが、いつも飄々としている夜天に救われながらアフレコを乗り切りました。とにもかくにもスリーライツとして、劇場でお待ちしています。