2022.12.27 08:00
Ⓒ2023 映画「美男ペコパンと悪魔」製作委員会(ヴィクトル・マリー・ユーゴー著)
2022.12.27 08:00
2023年全国公開予定で、阿久津仁愛とAKB48の下尾みうが出演する映画『美男ペコパンと悪魔』より特報が公開された。
原作は、『レ・ミゼラブル』の著者ヴィクトル・ユーゴーが1842年に発表した『ライン河幻想紀行』に収録されている同名作品。その幻想的かつ奇天烈で波乱万丈な内容は隠れた名作と呼ばれ「映像化は不可能」と言われてきた。そんな唯一無二の世界観を、日本の新進気鋭のアーティストと最新技術を駆使したCGクリエイターチームが協力し忠実に実現させた本作。
狩りの名手でもあるゾンネック城主のペコパンはファルケンブルグ城主の娘・ボールドゥールと婚約する。婚礼を3日後に控えた日、ペコパンは狩りに出るのだが、腕前が宮中伯に認められいつしか世界中を旅することに。婚礼のため城へ一刻も早く戻らねばならないペコペンは、襲いかかる異形のクリーチャーたちと対峙しながらも途方に暮れていた。そんな時、悪魔アスモデからある条件を飲むことですぐに城へ戻してやろうと持ち掛けられる。愛するボールドゥールとの再会のために条件を飲むペコパン。アスモデの申し出は天使の囁きなのか。それとも悪魔の囁きか。
ペコパン役を舞台版『ミュージカル・テニスの王子様』で主役を務めた阿久津仁愛、ボールドゥール役をAKB48の下尾みうがそれぞれ演じ、悪魔アスモデ役は劇団☆新感線の吉田メタルが怪演している。
劇中に登場する数々のクリーチャーをデザインするために、オスカー監督のギレルモ・デル・トロから作品を絶賛された米山啓介、カプセルトイ「空想生物図鑑」が人気のムラマツアユミ、中国を拠点に世界的に活躍中のサゼン・リーという新進気鋭のフィギュア・アーティストが集結。そのクリーチャーたちを鬼才の映画監督でありCGディレクターとしても高名な松田圭太がCG、SFXを駆使して具現化した。
また、劇中の登場クリーチャーのうち「ニムロデ」(米山啓介)、「独角大仙」「虫小仙」(共にサゼン・リー)、「大鹿」(ムラマツアユミ)の各ガレージキットが2023年2月より映画特設WEBサイト内にて限定販売されることが決定しており、2023年2月12日に幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル 2023 冬」の特設ブースで販売モデルがお披露目される。そして、ワンフェス会場の特設ブースでは劇中使用されたニムロデの実物大甲冑の他、アーティストの手による一点モノの塗装済完成品もオークション販売される予定となっている。
各ガレージキットが限定販売される映画特設WEBサイトはこちら
http://is-field.com/pecopin/figure.html