『ラ・ラ・ランド』の音楽スタッフが絵本をミュージカル映画化
奇跡の歌声をもって生まれたワニ『シング・フォー・ミー、ライル』本編映像公開
2022.12.23 13:00
2022.12.23 13:00
2023年3月24日(金)に全国の映画館で公開されるミュージカル映画『シング・フォー・ミー、ライル』から本編映像が公開された。
本作でショーマンのヘクターを演じるのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017年)など数々の世界的大ヒット作品に出演し、『ノーカントリー』(2007年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した名優ハビエル・バルデム。さらに奇跡の歌声をもつワニのライルの声を、アルバム「Shawn Mendes」が80ヵ国の国と地域でiTunes1位を獲得、全米アルバム・チャート(Billboard 200)でも1位を獲得し、さらに第61回と第62回の2年連続グラミー賞にノミネートを誇る世界的シンガーのショーン・メンデスが務め、本作で唯一無二の歌声を響かせる。
ニューヨーク。何をやっても上手くいかず、ショービジネス界から追放寸前、崖っぷちのショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)は、人生が変わるような驚きに満ちた魔法のような「何か」を求めて、路地に佇む古びたペットショップに訪れる。すると、薄暗い店の奥からほのかに歌声が聴こえてくる。魅惑的なその声に引き寄せられるかのように奥へと進み、山積みされたケージをかき分けると、歌っていたのはなんと<一匹の子ワニ>だった。ラジオから流れるラテンなビートにのって踊りながら、気持ちよさそうに歌う子ワニ。突然のぞき込まれ歌うのをやめてしまった子ワニに、ヘクターは“クロコダイル”の看板からすぐさま「ライル」と名付け、満面の笑みでその小さな手と握手を交わす。言葉は話せないけれど、奇跡の歌声をもって生まれたワニのライル。思いもよらない特別で不思議な出会いの先に、これからどのような物語が待ち受けているのだろうか。予感に胸が高鳴る映像となっている。