児山隆、枝優花、中川龍太郎がオリジナル脚本で映像化
秦 基博が新曲「イカロス」発表、インスピレーションを受けた監督による映画がU-NEXTで配信
2022.12.21 04:00
2022.12.21 04:00
秦 基博が、ドラマ『六本木クラス』挿入歌に起用された楽曲「残影」以来約半年ぶりの新曲「イカロス」を2023年2月1日(水)に配信リリースすることを発表した。
ギリシャ神話に登場するイカロスをタイトルに掲げた今作のテーマは”喪失”。秦自身が「この時代を生きる中で湧き上がるように生まれてきた」と語る楽曲になっている。
また、同曲にインスピレーションを受けた3本の映画が制作され、その作品群を束ねた映画『イカロス 片羽の街』が完成。それぞれの作品の監督をつとめたのは、児山隆(代表作『猿楽町で会いましょう』)、枝 優花(代表作『少女邂逅』)、中川龍太郎(代表作『やがて海へと届く』)の3人。監督陣自ら脚本も務め、「イカロス」からインスピレーションを受けた喪失と再生を描く。物語の舞台は3作品とも秦の出身地でもある横浜となっており、各作品のキャストや物語のあらすじは追って発表される。
映画『イカロス 片羽の街』は、物語の中でも連動している秦 基博の撮りおろし最新ライブ映像とともに、『秦 基博 × U-NEXT FILM「イカロス 片羽の街」&PREMIUM LIVE「ICARUS」』としてU-NEXTにて2023年2月11日に独占配信。本ライブは作品の制作と並行し、ファンクラブにだけアナウンスされ有観客にて収録されたプレミアムな公演となっている。
また、2023年4月から7月にかけて全19公演を巡る全国ツアーの開催も発表された。オフィシャルファンクラブ”HOME GROUND”にて先行受付がスタートしている。
秦 基博 コメント
「イカロス」は、今というこの時代を生きる自分の中から湧き上がるように生まれてきた楽曲です。
その楽曲からインスピレーションを受けた3つの映画が生まれ、その3つの同心円によって広がるイカロスの世界を是非、感じていただければと思います。
児山 隆 監督 コメント
秦 基博の楽曲でオリジナルストーリーを作る。このお話をいただいた時、率直に自分にそれができるのか? と感じたのを覚えています。楽曲をイヤホンで聴きながら駅に歩いていると、物語の根幹となる「風景」がよぎりました。「イカロス」はいとも簡単に僕に物語を与えてくれたのです。それはとても不思議な感覚でした。素晴らしい作品が出来上がったと思います、「イカロス」と共にたくさんの人の元に届きますように。
枝 優花 監督 コメント
楽曲から好きなように作って良いとのことで、本当に自由に制作させていただきました。かなり好き勝手やってしまったので、怒られるのでは..と一抹の不安もありましたが、秦さん並びに関係者の皆さまがこの作品を受け入れてくださり…感謝です。生きづらさも希望に変えて、まあこんな頓痴気な人生も最高じゃないか、と前を向ける作品になったと思います。早くお届けしたいです。
中川 龍太郎 監督 コメント
秦さんの音楽を聴いて、十年前に書いた『十年後のきみに』という詩を思い出しました(厚かましい限りですが……!)。
そして、ちょうど十年前に自分の書いた詩に、今の自分がちょっとだけ助けられました。この作品が秦さんの音楽と共に誰かの心に届くことを祈っています。