ウォームアップエクササイズから生まれたという噂を否定
スラッシュがガンズ・アンド・ローゼズ「Sweet Child O’ Mine」の“本当の制作秘話“を語る
2022.12.15 18:30
By Kreepin Deth - CC BY-SA 4.0
2022.12.15 18:30
ガンズ・アンド・ローゼズが1988年にリリースした大ヒット曲「Sweet Child O’ Mine」。バンド唯一の全米1位を獲得した楽曲であり、特にイントロのギターリフは今でも多くのギタリストがカバーをする定番リフとして人気である。長年、イントロのリフはギタリストであるスラッシュのウォームアップエクササイズから生まれたとされていたが、この度スラッシュがその噂を否定した。
Eddie Trunkのポッドキャストに出演したスラッシュは、「Sweet Child O’ Mine」のリフについて以下のように発言している。
「他の誰かがそれを言って、そういうことになってしまったんだ。あのリフはウォームアップのエクササイズではなかった。1986年にガンズ・アンド・ローゼズが住んでいた家で、このリフを思いついただけだ。なんとなくギターを弾いていて、他のリフを作るときと同じように音を繋げていたらできた。“クールじゃん”って思って、メロディを探すために次の音を入れる。だからあのリフは、特にウォームアップエクササイズというわけじゃなくて、マジなリフだったんだ」
「“Sweet Child O’ Mine”のリフはスラッシュのウォームアップエクササイズだった」という噂が広まっているが、それは真実ではないと明かしたスラッシュ。また、そのリフを聞いたイジー・ストラドリンがコードをつけて、アクセル・ローズが歌と歌詞をつけたようだ。スラッシュは「Sweet Child O’ Mine」が大ヒットになるとは思っていなかったとも述べている。
「当時、あれはただの曲だったんだ。ヒットになるための戦略とかがあったわけではない。アルバム“Appetite for Destruction”の制作を開始する前に作られた曲だった。アルバムに入れて、リリースされてしばらく経ったら急に曲が売れたんだ」