By Alex Const - originally posted to Flickr as 50 cent,CC BY 2.0
2022.11.25 18:00
2003年にリリースされたデビューアルバム『Get Rich Or Die Tryin’』が900万枚を超える大ヒットとなった50セント。今ではラッパーとしてだけではなく、俳優や映像ディレクターとしても活躍する彼は今までに様々な訴訟に巻き込まれている。
YouTuberのBrian Robertsとのインタビューで、ジョージ・フロイドの遺族がカニエ・ウェストに対して損害賠償訴訟を起こしたことについて語った50セント。彼は自身の経験について、以下のように語った。
「2003年に成功をしてから、俺は2,300万ドル(約32億円ほど)を弁護士費用で使ったんだ。だから自分が“成功した”とか、レベルが違うぐらい金持ちだって言うとき、ビジネスの経費として計上していたんだ。俺は自分を見ながら、“まじで俺こんなに弁護士費用で使ったの!?”って言ってたよ。
アメリカでは人を訴えることしかできないんだ。みんなが訴えるから、弁護士は社会のためを思って引き受けるか、“勝ち取った賠償額の30%をくれるのであれば引き受けるよ”ってなるんだ」
自分が今までに32億円ほどを弁護士費用に使ったと明かした50セント。彼は今までに自宅の修理費用をめぐって修理業者を訴えていたり、自身のヒット曲「In Da Club」をサンプリングしたリック・ロスを訴えていた。また、50セントは2015年に破産申請もしており、今年の9月には50セントに陰経増大手術を行ったと発言した外科医を虚偽と名誉毀損で訴えている。