2022.11.25 13:00
©2022映画「Sin Clock」製作委員会
2022.11.25 13:00
2023年2月10日(金)より全国公開される窪塚洋介主演の映画『Sin Clock』から場面写真が解禁された。
本作では、最低の人生を生きる男たちが思いもよらぬ〈偶然の連鎖〉に導かれ、幻の絵画をめぐるたった一晩の〈人生逆転計画〉へ挑む様をスリリングに描く。社会からも家族からも見放されたタクシードライバー、高木。奇妙な偶然が呼び寄せたのは、巨額の黒いカネを手にするチャンスだった。鍵を握るのは一枚の絵画。高木はたった一夜での人生逆転を賭け、同僚らと絵画強奪計画を決行。だが、運命の夜はさらなる偶然の連鎖に翻弄され、男たちの思惑をはるかに超えた結末へと走り出していく──。
主演の窪塚洋介が18年ぶりに邦画長編映画に単独主演することでも話題の本作。窪塚はどん底の人生からの一発逆転を目指すタクシードライバー・高木シンジを、独特の色気と存在感で表現する。高木とともに絵画強奪計画を画策する同僚ドライバーの番場役に坂口涼太郎、坂口役には葵 揚が抜擢された。橋本マナミ、田丸麻紀、長田庄平(チョコレートプラネット)、藤井誠士、風太郎、螢 雪次朗のほか、近年熱い注目を集めるヒップホップ界からも、人気ラッパーの般若、Jin Doggら多彩なジャンルの個性豊かなキャストが集結。テーマソングとして、国内のみならず海外からも熱狂的な支持を集めるオルタナティブロックバンドGEZANが、「赤曜日」「BODY ODD」の2曲を提供。そのほか、劇中曲にフリースタイルバトルシーンでも活躍するラッパーJinmenusagiによる「Metchalo」、そして2021年を象徴するヒット曲となったAwichによる「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」が起用されている。
今回解禁されたのは、たった一夜での人生一発逆転計画に挑む“持たざる男”たちの悲哀や色香漂う“予測不能”の場面写真10点。窪塚演じる高木がタクシーに腰掛けタバコをくゆらす姿や、タクシー車内で背後に意味深な視線を送るカットからは、窪塚の唯一無二の存在感を感じ取ることができる。高木が番場(坂口涼太郎)、坂口(葵 揚)ら同僚ドライバーたちと計画実行中の最中に顔を見合わせて何かに驚愕する様子を収めた写真や、番場がある“偶然の規則性”に基づいて種子が配列されるというひまわりに魅了されている様子、今回長編映画初出演となるラッパーのJin Dogg演じる半グレの男・ヤスが銃口をこちらに向けるカット、坂口を先頭に覚悟の表情を浮かべながら「運命の夜」に向けて裏路地を往く3ショットなどからは、偶然の連鎖に導かれた予測不能の“サスペンス・ノワール”に相応しいヒリついた物語展開を感じることができる。まるで秘密を隠すように高木から視線を逸らすミステリアスなホステスのユカ(橋本マナミ)、度々高木の前に立ちふさがる狂気的な警官・成田(長田庄平/チョコレートプラネット)らを捉えたカットなど、個性豊かなキャストの面々も写っている。そのほか、高木がガチャガチャで遊ぶ別れた妻との子供に優しく寄り添う様子や、夜勤明けに先輩ドライバーの世良、番場と酒を酌み交わす力の抜けた様子から、すべてを失った等身大の中年男性を見事に演じ切った窪塚の表現力が見て取れる。