おはようございます。こんにちは。こんばんは。
三浦ジュンです。
早速ですが、つい最近「嘘」をつきました。
嘘をつくつもりはありませんでしたが、僕が約束を守れなくて、結果「嘘をついた」ことになってしまいました。
どんな嘘かというと……
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10月31日(月)にBezzy編集長の小島くんからLINEが届きました。
「お疲れ様です!次回コラム、大体いつ頃あげられそうか目安ってあったりしますか?急かすつもりではなく(笑)編成の都合上大体いつ頃か分かるとありがたく、よろしくお願いいたします!」
いつも20日くらいには送っていたのに、今月は送れていませんでした。すでに原稿は8割くらい書きあげていたので、週末までには送るつもりでした。
「ごめんなさい。。。今週中には!」
「了解です!ご無理はなさらずで、よろしくお願いいたします!」
それから5日が経った11月6日(日)。
今、コラムを書いています。書き上げたコラムを読み直したら、全然面白くなくて、ボツにしてしまいました……嘘つきました。申し訳ありません。。
ということで、今回は「嘘と謝罪」をテーマにしたコラムを書いてみようと思います。
まさに昨日、電車の中で「嘘と謝罪」にまつわる出来事に遭遇しましたので、このテーマにしました。
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「すみません…すぐに行きます!」
僕は電車の中で音楽を聴いていたが、ヘッドフォンから聴こえてくる「あいみょん」の声に混じって、男性が電話越しに謝罪している声が聞こえてきた。
「もう近くまできているのでコーヒーでも飲みながらお待ちいただけますか? すぐに伺いますので……」
電車の中は静かだったので、彼の謝罪が同じ車両に乗っている人たちに丸聞こえになっている……待ち合わせに遅刻をしてしまったのだろうか? 男性は後ろを向いているので顔は見えないが、30代半ばくらいだろう。
自慢じゃないけれど、僕は大事な約束とかイベントに遅刻した事がほとんどない。「時間に正確な男」と言うと聞こえはいいが、実際のところ、僕は小心者なので「遅刻して怒られたくない」というのが遅刻をしない理由だ。
それでもどうしても止むを得ない事情で遅刻したことは幾度かある。高速道路で急な事故渋滞にはまってしまったり、電車が人身事故で止まってしまい、タクシーに乗ろうとしたら長蛇の列になっていて、全然タクシーに乗れなかったり……どうしようもない時は堂々と理由を説明して「すみません。遅れます」と謝罪をする。
でも寝坊した時こそ、つい嘘をついてしまうことがある。
「すぐに行きます!」と言いながら、実はまだ布団の中……なんて事もあったけど、嘘はすぐバレてしまう。待たせてしまう相手にもよるけれど、素直に謝罪した方が失礼でない時もあると思う。
そういえば入社当時に、こんなエピソードがある。
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僕が入社2年目の時のこと。
先輩ディレクターと一緒に、ロケ車で神奈川の奥地までロケハンに行くのに、出発時間どうしようか?という話になった。
「お昼くらいに待ち合わせようか?」
ロケハンの前日、僕は編集担当のADで、明け方まで作業が終わらないことはわかっていたので、先輩は遅めのスタートを提案してくれた。しかしお昼の出発となると、終わる時間も遅くなるし、先輩に迷惑をかけてしまうので、僕は朝から行くことを提案した。
「移動中にロケ車で寝ますから大丈夫です!9時に会社行きます!」
「わかった!よろしくな!」
ところが、その日の編集は予想外に早く終わり、24時には編集所を出られることになった。
「珍しく早く終わったし、一杯飲みに行こうか!」
「はい。。。」
翌朝のロケハンに備えて早く帰ろうと思った矢先、ディレクターから飲みのお誘いを受けてしまった。当然「断る」という選択肢はなく、飲みに行くことになった。
先輩はお酒が入ると話が長い……以前も聞いたこともある先輩の武勇伝は延々と続き、家路に着いたのは明け方6時を回っていた。
乾いたコンタクトを目から外し、すぐにベッドで横になりたかったが、「今寝たら起きれない…」と思った僕は、濃いめのコーヒーを作って、テレビをつけ、寝ないことを決めた。「めざましテレビ」のエンタメコーナーを見ているうちは目が冴えていたが、スポーツコーナーになった瞬間に睡魔に襲われ、一瞬寝落ちしてしまった……
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♪プルルルルルルル……
携帯電話の着信音で目が覚め、慌てて手を伸ばしたが、通話ボタンを押し損ねてしまい、留守電に切り替わってしまった。
ヤバっ…今何時だ……?
携帯電話を見たら、時刻は9時5分だった。先輩からの着信履歴が表示されていたので、すぐに電話を掛け直し、寝起きバリバリの声で謝罪をした。
「すみません。。。今起きました。。。」
「おはよう!朝まで編集お疲れ様!」
「いえ……編集は早く終わったのですが……
ディレクターと飲みに行き、朝帰ってきて寝落ちしてました……」
嘘をつく余裕もなく、言い訳もせず僕は素直に謝った。
「ははは!二日酔い大丈夫か?」
「はい……すみません。。。すぐに向かいます!」
「いや!ちょうどジュンの家の近くで売ってる弁当食べたかったから、ロケ車でそっちに向かうよ」
僕の家の近所のお弁当屋さんは特に有名な店でもなんでもない。たまに僕が弁当を買って会社に持っていくから先輩は知っていただけで、先輩がその弁当を食べたいはずがない。寝坊した僕に対して、先輩は優しい「嘘」をついてくれたのだ。
「すみません😭ありがとうございます。。。」
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この日をキッカケに僕は遅刻は絶対にしないようになったし、先輩のように優しい嘘をつける人間になりたいとも思った。
僕も今までそうだったけれど、時間に遅れる場合「今向かっています!」「もうすぐ着きます!」とつい嘘をついてしまう。
これは「早く着かないと……」という気持ちから出てしまう咄嗟の返答で、決して嘘をついている訳ではないのだが、結果嘘をついていることになる。
しかし「すぐに着く」と言った結果、相手を予想以上に待たせた場合、物凄く迷惑をかけてしまうし、信用も失ってしまう。嘘や言い訳をせずにハッキリと「どのくらい遅れる」と伝えて謝罪した方が、信頼関係を失わずに済むこともあるだろう。
それにしても、電車で謝っている男性は「すぐに着きます!」と、明らかな嘘をついているけど、大丈夫なのでしょうか?
というのも……
今僕が乗っている電車というのは「東海道新幹線」なんです。
しかも、今名古屋を出たばかりなので、待ち合わせが「次の駅」(京都)だったとしても、30分近くはかかるので、すぐに着くことは絶対に不可能です。
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あ、なぜ僕が新幹線に乗っているかって!?
今日はあいみょんのライブを見るために甲子園に向かっているのです。この特番で忙しい時期に、あいみょんのライブを観るために関西まで!?と思う方もいるかもしれませんが……ライブを観るのも大事な仕事なんです!
家を出るときも家族にこう伝えました。
「あいみょんのライブ観に行って来る」
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これは嘘ではありません。
ただライブ会場が「甲子園」だとは言っていません。
そして日帰りでなく、関西泊です……
とりあえず、ライブが始まる前に謝罪しないと😣
「嘘」と「謝罪」
何歳になっても向き合わないといけない永遠のテーマですね。
そして、もう1つ嘘をついたので謝罪をしないと。
小島編集長、このコラムのテーマでもある「クスリ」としてもらうオチが思い浮かびませんでした……すみません。次回頑張ります。
あ、あいみょんのライブは「嘘偽りなく」素晴らしかったです!
♪オススメの「音」
「憧れてきたんだ」あいみょん
「ハルノヒ」あいみょん
「ジェニファー」あいみょん
「愛を伝えたいだとか」あいみょん
「3636」あいみょん
「ら、のはなし」あいみょん
「満月の夜なら」あいみょん
「さよならの今日に」あいみょん
「裸の心」あいみょん
「貴方解剖純愛歌~死ね~」あいみょん
「マリーゴールド」あいみょん
「tower of the sun」あいみょん
「姿」あいみょん
「生きていたんだよな」あいみょん
「マトリョーシカ」あいみょん
「分かってくれよ」あいみょん
「サーチライト」あいみょん
「GOOD NIGHT BABY」あいみょん
「君はロックを聴かない」あいみょん