ハリウッドの“絶対権力者”の大罪を暴いた実話に基づく
ハーヴェイ・ワインスタイン事件を映画化『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』予告公開
2022.11.11 11:10
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2022.11.11 11:10
1月13日(金)から全国公開予定の映画『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』から予告編とポスタービジュアルが公開された。
2017年、ニューヨーク・タイムズ紙に衝撃のスクープが掲載された。のちに“性犯罪告発運動”、#MeToo運動を爆発させたハーヴェイ・ワインスタイン事件。『ロード・オブ・ザ・リング』、『恋におちたシェイクスピア』、『パルプ・フィクション』、『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『英国王のスピーチ』ら数々の名作を手掛け、ハリウッドで“神”と呼ばれた映画プロデューサーの数十年に及ぶ性的暴行事件を告発したその記事は、翌年ジャーナリズムの権威であるピューリッツァー賞を受賞、さらに映画業界や国を超えて世界中の性犯罪、セクシャルハラスメントの被害の声を促すことに。本作は、その名もなき女性たちを懸命に取材した調査報道に基づき、社会を動かした勇気ある女性たちとジャーナリストの物語を描く。
性記者に扮するのは、アカデミー賞に2度ノミネートされたキャリー・マリガン(『プロミシング・ヤング・ウーマン』『17歳の肖像』『華麗なるギャツビー』)とゾーイ・カザン(TVシリーズ『プロット・アゲンスト・アメリカ』『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』)。アカデミー賞常連のプランBが製作し、早くも本年度の賞レースの目玉に。
この度公開された90秒予告では、ニューヨーク・タイムズの記者ミーガン・トゥーイー(キャリー・マリガン)とジョディ・カンター(ゾーイ・カザン)がハリウッドに君臨する映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの何十年にもわたる性的暴行についての取材を進める中で、ワインスタインが過去に何度も記事をもみ消してきたことが判明。さらに、被害にあった女性たちはそのほとんどが示談を受けており、証言すると訴えられるという恐怖や、当時のトラウマによって声をあげられないままでいた――。問題の本質は業界の隠蔽構造だと知ったミーガンとジョディは、調査を妨害されながらも信念を曲げず、証言を決意した勇気ある女性たちと共に突き進む。そして、遂にサバイバーたちによって数十年にわたる沈黙が破られ、ワインスタインによる悪質な事件の全貌、真実が明らかになっていく。
併せて公開されたポスターは主演のマリガンとカザンがシリアスな表情で向かい合うビジュアルとなっている。