脚本は『ブラックパンサー』のロバート・コール
スヌープ・ドッグの伝記映画が製作決定 監督は『Menace II Society』のヒューズ兄弟
2022.11.10 17:30
Connie Lodge - Snoop Dogg, CC 表示-継承 2.0
2022.11.10 17:30
1993年にリリースされたデビューアルバム『Doggystyle』が、世界で1,000万枚以上のセールスを記録したスヌープ・ドッグ。今ではラッパーとしてだけではなく、数々のブランド、自身のゲーム、料理本、そして朝食シリアルなどを手掛けるビジネスマンとしても知られているが、そんなレジェンドの伝記映画をUniversal Picturesが製作していると発表された。
Deadline誌の報道によると、スヌープ・ドッグの伝記映画は、『Menace II Society(ポケットいっぱいの涙)』のディレクターを務めた兄弟アレン・ヒューズとアルバート・ヒューズが監督を務めるようだ。脚本は『ブラックパンサー』のロバート・コールが抜擢されている。
こちらの伝記映画は、スヌープ・ドッグがかつて所属しており、今年の頭に買収した〈Death Row Records〉の映像部門〈Death Row Pictures〉初の作品として製作されるようで、スヌープ・ドッグはSara Ramakerと共にプロデューサーを務めている。スヌープ・ドッグは以下のように声明を出している。
「自分が映像で残そうとしているレガシーと思い出を理解してくれる適切な監督、ピッタリな脚本家、そして最高の映画会社とパートナーを組みたかったから、このプロジェクトを整えるのにとても時間をかけた。まさに完璧な結婚相手を見つけたような気持ちだよ」
アレン・ヒューズはエミネムとドクター・ドレーのHBOドキュメンタリー『The Defiant Ones』のディレクターも務めており、スヌープ・ドッグについて以下のようにコメントしている。
「スヌープ・ドッグはヒップホップで国際的にも最も愛されている人物のひとりだ。彼のエネルギーには、全ての人たちを団結させる何かがある。アーティストとしてだけではなく、人とブランドとしてのスヌープ・ドッグは、世代を超えて人々と繋がり魅了してきた。彼の人生はとてもオーセンティックで、非常にインスパイアリングだ。彼のストーリーを描く機会を得たことで、“Menace II Society”から30年経った今、フッドに戻り、当時より多くを語ることができる」
まだタイトルが明かされていないスヌープ・ドッグの伝記映画であるが、彼のヒット曲の多くが使用されるとも明かされている。スヌープ・ドッグは最近、アイス・キューブ、E-40、トゥー・ショートとのグループ「Mount Westmore」でアルバムを12月9日にリリースするとも発表していた。