2022.11.01 15:00
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2022.11.01 15:00
11月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開される『奈落のマイホーム』から本編映像が公開された。
本作は2021年に韓国で公開され、初日動員数12万6千人を記録し、その年公開された韓国映画で第2位となった注目のヒット作。大都市ソウルの中心で起こった地盤沈下によって突如現れた巨大陥没穴<シンクホール>。それは、一瞬にして巨大なマンションを飲み込み、地下500mへと落下させてしまう。建物に取り残されていたのは、11年の節約生活を経て、ようやくマイホームを手に入れた、しがないサラリーマンや、おせっかいな迷惑隣人といった、日常では決して相容れない面々。彼らは、この未曾有の緊急事態からサバイブできるのか。
監督を務めるのは、『ザ・タワー 超高層ビル大火災』、『第7鉱区』を手掛けた韓国ディザスターの名手、キム・ジフン。『テロ、ライブ』、『バトル・オーシャン/海上決戦』などを手掛けたVFXチームを従え、圧倒的破壊力ある映像を観客につきつける。絶体絶命の危機から脱出しようと必死にもがく普通の人々を演じるのは『毒戦 BELIEVER』の怪演も記憶に新しいチャ・スンウォンや、数多くの映画、ドラマで活躍するキム・ソンギュンら実力派俳優陣。
どこでも起こりうる身近な自然災害を題材に、笑いあり涙ありの壮大なスケールのサバイバル劇が繰り広げられる本作。そしてこの度公開されたのは、マイホーム購入の幸せ絶頂期にいる主人公一家に、不穏な災いの影が忍び寄るシーンの本編映像。
最初の映像で映し出されるのは、新居に越してきたドンウォン一家の幸せいっぱいの姿。ソファーでくつろぐドンウォンと妻のヨンイ。「落ち着くわ」「我が家だから」「なんて素敵なのかしら」「我が家だから」とようやく手に入れたマイホームを味わい尽くす。さらにそこへ息子のスチャンも加わり、愛する家族と幸せを噛みしめるドンウォンであった。次のシーンでは、スチャンが「面白いのを見せようか?」とマイホームで見つけた新たな遊びをドンウォンとヨンイの前で披露。テーブルの上でビー玉を転がしたと思ったら「床でもできるよ」と誇らしげに転がしてみせる。ビー玉が転がっていくほどに顔が曇っていくドンウォン。ビー玉は無残にも転がり続け、もの悲しい音をたてて窓枠にぶつかる。
よくある欠陥住宅の例を示してくれている本編映像。傾きに気づかぬままマンションを購入してしまったドンウォンはこうして欠陥を疑い始めるが時すでに遅し、このあと夢にまで見たマイホームは地下500mまで沈んでしまう。果たして愛しい我が家は一体どうなってしまうのか。
さらに本作を一足先に鑑賞した著名人より応援コメントも到着した。
著名人コメント一覧(敬称略/五十音順)
赤ペン瀧川(映画プレゼンター)
悲惨すぎる出来事!絶望すぎる状況!にもかかわらず、このノリは何なんだ!?
未曾有の大災害を描くディザスタームービーでありながら、
“笑って泣ける”を追求するエンタメ作品! これは胸熱だぜ!
有村昆(映画コメンテーター)
今まで色んなパニックムービーを鑑賞してきたが、ここまで共感したのは初めて。コツコツと頑張って築き上げたマイホームも落ちるのは一瞬。500メートル下の奈落の底。暗闇である。だが諦めず奮闘し、再び浮上する再起のドラマが、今の僕には痛いほど胸に刺さる。カッコ悪くていいじゃないか! ドンウォン兄貴の後ろ姿をついて行きます!
碓井玲菜(モデル/女優)
本当の日常の中で起こり得る感覚が韓国映画ならではのリアルさと台詞一つ一つの伏線の多さでハラハラしながら楽しめました。皆さんにもこの大迫力を大きいスクリーンでぜひ体感して欲しいです!
大島てる(事故物件サイト管理人)
日本にはこんな映画を製作するのは無理だろう。
建設・不動産業界からのクレーム必至だからだ。
「ありえない」「風評被害の責任を取れ」「業界のイメージが悪くなる」などと。だが、韓国は違う。何しろシンクホールがソウルを中心に現実に毎日出現している国なのだ!普通なら隠蔽したくなるような国の恥部を世界に晒す韓国映画には『あっぱれ』としか言いようがない。
ダイノジ 大谷ノブ彦(漫才師)
傑作パニックコメディでした!
ディザスター映画ということで少し身構えて観たら笑わせてもらいました。
笑えて笑えて、でも哀しい映画でもあります。
この感じ、映画として味わってください!
上を見上げる登場人物に心から同情するとともに
這い上がっていって欲しいとエールを気づいたら送ってましたよ!!
川上洋平([Alexandros]/ミュージシャン)
ビルが丸ごと地下に陥没するという大胆な設定ではさすが韓国だなと思いました。大がかりなセットを作りつつ、CG もふんだんに盛り込んで迫力ありましたね。シリアスなテーマをコメディタッチに描いているのが新鮮でした。
SYO(物書き)
30歳のときに一念発起して一軒家を買った。
ローンはまだまだ残っている。
そんな自分にとって、この物語は地獄。悪夢的共感を禁じえなかった……。
本作でぜひ学んでほしい。
内見時にビー玉と巻き尺の持参&地盤チェックは必須だぞ!
野村功次郎(防災スペシャリスト)
もしシンクホールに落ちたら……地位や冨もハイテクも役に立ちません。人は人でしか救えないのです!世間に生かされるより、現代社会に自らが生きる事の大切さが詰まっている映画。