2022.10.26 18:00
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2022.10.26 18:00
11月11日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開される『奈落のマイホーム』から本編映像が公開された。
本作は2021年に韓国で公開され、初日動員数12万6千人を記録し、その年公開された韓国映画で第2位となった注目のヒット作。大都市ソウルの中心で起こった地盤沈下によって突如現れた巨大陥没穴<シンクホール>。それは、一瞬にして巨大なマンションを飲み込み、地下500mへと落下させてしまう。建物に取り残されていたのは、11年の節約生活を経て、ようやくマイホームを手に入れた、しがないサラリーマンや、おせっかいな迷惑隣人といった、日常では決して相容れない面々。彼らは、この未曾有の緊急事態からサバイブできるのか。
監督を務めるのは、『ザ・タワー 超高層ビル大火災』、『第7鉱区』を手掛けた韓国ディザスターの名手、キム・ジフン。『テロ、ライブ』、『バトル・オーシャン/海上決戦』などを手掛けたVFXチームを従え、圧倒的破壊力ある映像を観客につきつける。絶体絶命の危機から脱出しようと必死にもがく普通の人々を演じるのは『毒戦 BELIEVER』の怪演も記憶に新しいチャ・スンウォンや、数多くの映画、ドラマで活躍するキム・ソンギュンら実力派俳優陣。
たった1分で不運にも巨大シンクホールに落ちてしまった大都市ソウルのとあるマンションとその住民たち。この度公開されたのは、過酷なサバイバルが始まる……と思った矢先、腹が減っては戦ができぬ、とまずは腹ごしらえに挑んだ住民たちのほのぼのとしたサバイバルの幕開けを切り取った映像。
地下500mにマンションごと落下した住民たちは、各戸をまわって食材を探しごはんを食べることに。鍋のふたをあけると、熱々の湯気とともに岩のような物体が現れるが、マンス(チャ・スンウォン)が力いっぱい叩きつけると岩の中からチキンが登場。「鶏の泥焼き」と料理を紹介すると住民たちからは歓声があがる。手羽元をほおばろうとする501号、もといドンウォン(キム・ソンギュン)だったがマンスが制止。代わりに息子のスンテに1番美味しい部位を差し出し、地下でも遠慮なく愛する息子を優先するマンスだった。
大規模な災害をテーマを描きながら、ホームドラマのようにのほほんとした雰囲気を醸し出すシーンがあるのが本作の最大の魅力。緊張感のあるサバイバルにハラハラしつつ、思わず笑ってしまう力の抜きどころもしっかりと描かれ、誰でも楽しめるエンタメ作品に仕上がっている。ちなみに、マンス役を演じたチャ・スンウォンは、俳優たちが田舎で自給自足の生活をする人気韓国バラエティ『三食ごはん』へ出演していたことで有名。いかつい見た目に似合わず料理上手で“チャおばさん”のあだ名でお茶の間に親しまれていた。思わず観ているこちらもお腹が減ってしまうような、豪勢な料理が地下で出てくるという設定は彼のキャラクターならでは。このような韓国エンタメファンのツボを刺激する粋な演出の数々からも目が離せない作品となっている。
さらに、韓流ドラマブームの火付け役でもある人気ドラマ『愛の不時着』にも登場した「bb.qオリーブチキン」と本作のコラボが決定。オリジナルコラボメニューが期間限定で発売されることになった。