2022.09.21 18:30
2022.09.21 18:30
リアン・ティーズデールとヘスター・チャンバースの2人組バンド、ウェット・レッグがSpotifyのオリジナルプログラム『Spotify Singles』に参加、ジェームス・フォードと共にレコーディングした2曲をリリースした。
2021年6月にデビューシングル『Chaise Longue』をリリースし、デビューアルバム『Wet Leg』が2022年の英マーキュリー賞の最終候補にも選ばれているウェット・レッグ。
今回リリースした2曲のうち1曲は、新世代ポップスター、アシュニコ「Daisy」のカバー。同楽曲は2人が緒に作曲を始めた当時、ハックニーにあるリアンの家でよく聴いていた曲だという。ヘスターはこの曲について、「ジョン・マクマレンと「Chaise Longue」をレコーディングした頃、リアンの家に泊まりに行ったんだけど、彼女がよく聴いているアーティストについて教えてくれたの。朝、コーヒーを飲みながら、彼女はギターを弾きながら「Daisy」を歌ってくれた。このカバーを作ることで、ウェット・レッグの世界にまた新たな小さな輪が生まれたような気がする」と語っている。
もう1曲は、デビューアルバム『Wet Leg』に収録された「Convincing」のセルフカバー。同楽曲はこれまでに彼女たちが発表した楽曲の中で唯一ヘスターがリード・ヴォーカルを務めている楽曲。「アルバムの大半は、2020年のどん底から、スタジオに入れるようになる2021年4月までの間に書き上げたの。その後ライブが再開されたので、いくつかの曲はレコーディングしたときのアレンジで演奏してるけど、「Convincing」は去年からライブで演奏するようになって、時間の経過とともに少しずつアレンジが変わってきた曲のひとつ。ジェームスと一緒にレコーディングしたこのバージョンは、ライブで演奏する時より、メロウでうっとりした世界観になってる」と語っている。
またウェット・レッグは先週、BBC Radio 1の「Live Lounge」にも出演しスティーヴ・レイシー「Bad Habit」のカバーと『Wet Leg』収録の「Wet Dream」を披露した。その様子はYouTubeで見ることができる。
なお、ウェット・レッグの初来日ツアーは、追加公演含め東京公演はすでにSOLD OUT。名古屋公演、大阪公演は好評発売中となっている。