ピーター・ストーメア、デミ・ムーアら出演
マイケル・ベイ製作、映画『ソングバード』豪華キャストを捉えた場面写真公開
2022.09.16 17:00
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2022.09.16 17:00
10月7日(金)より公開される映画『ソングバード』の場面写真が公開された。
新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るう中、逆境を逆手に取り、リアルな緊迫感を伴った都市空間――外出制限の真っ只中のロサンゼルスで撮影されたのが、映画『アルマゲドン』(1998年)や『トランスフォーマー』シリーズで知られる“ハリウッドの破壊王”マイケル・ベイがプロデュースを務めた本作。未曾有のパンデミックの真っ最中に、現在の状況がさらに悪化した未来を描くスリリングな試み。ロックダウン後、一番最初に撮影されたハリウッド作品である。
ウイルスに免疫がある運び屋ニコは、ロックダウン下で恋におち、ドアやスマートフォン越しに愛を通わせる恋人サラと、いつか顔を合わせて触れ合うことを夢見ていた。しかし、ウイルスの脅威がさらに増し続けるうち、サラの感染が疑われはじめ、彼女は「Qゾーン」と呼ばれる施設に徹底隔離されそうになる。組織の陰謀が渦巻く中で、ニコはサラを救う唯一の方法を求めて、荒廃したロサンゼルスの街を必死に駆け抜けるのだが……。
この度公開されたのは、主人公ニコとサラのほか本作で豪華俳優陣たちが演じたキャラクターたちを捉えた場面写真の数々。ウイルス感染者やその疑いがある者を隔離する「Qゾーン」に強制収監する衛生局の狂気的な局長役には、コーエン兄弟のお気に入り俳優で映画ファンのみならず、大ヒットドラマ『プリズン・ブレイク』でドラマ好きにも強烈なインパクトを残したピーター・ストーメアが扮し、そんな彼の鬼気迫るカットは、本作で描かれる近未来のコロナ禍の世界での人間の狂気を感じさせる。裕福でワケありの夫婦役には、『ゲット・アウト』(2017年)のブラッドリー・ウィットフォードと、『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)のデミ・ムーアが演じ、映画により説得力を持たせてくれる。そんな二人は、ニコに与えられる“ミッション”のカギを握る重要な存在として登場する。そのほか、ある人物と“禁じられた情事”に巻き込まれるシンガー役の『カリフォルニア・ダウン』(2015年)のアレクサンドラ・ダダリオや、障害を抱えた退役軍人役に C・イーストウッド監督作『リチャード・ジュエル』(2019年)の主演を務めたポール・ウォルター・ハウザーの姿も見て取れる。
さらに監督を務めたアダム・メイソンは『悪魔の椅子』(2008年)、スリラー映画『ハングマン』(2015年)などのジャンルを得意とするが、意外にも「何よりも、観客が最高に楽しめるような、娯楽性の高い、アクションたっぷりのラブストーリーにした」と、語った。