聞いたこともない金額をオファーされたと発言
The 1975のマット・ヒーリィがエド・シーランのツアー前座を断った理由を明かす
2022.09.14 18:30
By Drew de F Fawkes - The 1975, Roundhouse, London, CC BY 2.0
2022.09.14 18:30
10月14日にニュー・アルバム『Being Funny in a Foreign Language』をリリースするThe 1975のフロントマン、マット・ヒーリィがThe New York Times誌にて、エド・シーランとの交流について語った。
マット・ヒーリィは、エド・シーランにスタジアムツアーのサポートアクトを頼まれたが、断ったと明かしている。
「ここまでビッグになって、商業的に成功することに興味がないと言うのは難しいかもしれない。でも、今までの方法が間違えていないのであれば、変えなくてもいいというのもある。私たちは常に何をやるかわからない状態で、トライしようとしていたわけでもない。だからその方法をやめた瞬間に、失敗するだろう。
お金のために何かをやることを断る習性がある。失礼にならないように、どのように書けばいいかわからないけど、世界で最も大きなシンガー・ソングライターのスタジアム・ツアーにおけるサポートアクトを頼まれたんだ。人生で見たことも、聞いたこともないような金額をオファーされた」
インタビューで「その人物はエド・シーランか?」と聞かれた際に、エド・シーランであることを認めたマット・ヒーリィ。さらに彼はこのように発言している。
「エド・シーランなんだけど、メインサポートとして何でもやっていいって言われたんだ。オファーされた金額を考えてみてほしい。彼は単にオファーしているだけではなく、自分のライブでその3倍を稼ぐことができるということだ。ヤバいよ。
引き受けなかった理由としては、興味がなかったし、その価値がなかったんだ。エド・シーランが好きじゃないわけでじゃない。彼は色んな意味で天才だし、他の人より上手くやる。でも誰かのオープニングアクトを務めるのは、あまりリアルじゃなかった。そういうことを考えるんだ」
また、彼はこのインタビューが公開された後、自身のTwitterにて以下のように補足をしている。
「一応言っておくと、私はエド・シーランを非常にリスペクトしていて、彼とステージに立つことを拒否したわけじゃないんだ。単に自分たちのショーをやりたいだけだ。彼はプライベートでも、公でも常に良くしてくれるし、Twitterで炎上させないでほしい」
The 1975は2023年1月からイギリスとアイルランドツアーをヘッドラインする。