2022.09.14 18:00
©2022 山本中学・少年画報社/「左様なら今晩は」製作委員会
2022.09.14 18:00
11月11日(金)より渋谷シネクイントほかにて全国ロードショーされる、乃木坂46の久保史緒里の映画初出演&初主演作品『左様なら今晩は』から予告編とポスタービジュアルが公開された。さらに、追加キャストとして小野莉奈、永瀬莉子、中島ひろ子、宇野祥平らの出演が発表された。
『サブスク彼女』など、若者を中心に共感を集める人気作を世に生み出している漫画家・山本中学が2019年にヤングキング17号(少年画報社)にて連載をスタートした『左様なら今晩は』。ごく普通のサラリーマン・半澤陽平と、陽平の部屋に突如姿を現した幽霊・アイスケとの奇妙な共同生活を描き、歪な二人のハートフルでちょっぴり切ないラブストーリーが話題を呼び、翌年2020年には単行本も発行、今年1月に実写映画化が発表された。
本作の監督・脚本を務めるのは、高橋名月。高校在学中に執筆した『正しいバスの見分けかた』で、第14回「伊参スタジオ映画祭 シナリオ大賞」短編の部のグランプリを、映画祭史上最年少の18歳で受賞した新進気鋭の若手監督である。
乃木坂46の3期生としてメンバー入りし、発売中の同グループ30枚目シングルの収録曲「僕が手を叩く方へ」ではセンターに大抜擢され、現在、主演舞台『桜文』が上演中。さらに『乃木坂46のオールナイトニッポン』のメインパーソナリティーを務めるなど、目覚ましい活躍ぶりに注目が集まる久保。そんな久保演じる愛助は、原作とは違うオリジナルのキャラクター設定で、“生きている間に恋愛を経験しなかったウブでピュアな幽霊”。
そんな愛助と共同生活を送ることになる平凡なサラリーマン・陽平を演じるのは、萩原利久。2021年放送の主演ドラマ『美しい彼』では、吃音症の男子高校生を演じ、体当たりな演技が中国でもトレンド入りするほど世界各国から大きな反響が寄せられ、第59回ギャラクシー賞マイベストTV賞グランプリを受賞。現在放送中のドラマ『新・信⻑公記〜クラスメイトは戦国武将〜』では明智光秀役で注目を浴びている。
この度公開された予告では、そんな愛助と陽平の奇妙な共同生活の一部がついに初公開。一人晩酌をする陽平(萩原利久)の部屋に不気味なノイズが鳴り響き、突然部屋の電気が消え真っ暗に。驚く陽平の叫び声とともに現れるのは、白いワンピースを身に纏った、愛らしい姿の幽霊(久保史緒里)だった。 愛助は、この部屋に昔住んでいた住人で、陽平の暮らす部屋にずっと居座っていたのだった。生きている間に恋愛を経験しなかったという、ウブでピュアな愛助。「うちも、一回くらいはキスとかしてみたいけ」、そんな愛らしさ満点の台詞は、本作のロケ地である広島県・尾道市の“備後弁”で、愛助は尾道の方言を話すキャラクター設定ということから、久保は全編を通して備後弁で演じている。
突然始まった幽霊との共同生活に動揺を隠せず戶惑う陽平の様子や、愛助が陽平の“喉仏を触る”といった不思議なやりとりにはコミカルさが表れている。しかし、人間と幽霊、交わらない世界に生きる二人の葛藤、ラストの愛助の台詞と陽平の涙のわけ、そして二人に待ち受ける運命とは。
そして予告と同時に公開されたポスタービジュアルは、愛助と陽平が暮らす部屋のベランダからの一コマ。大好きな誰かを想うような愛助と陽平それぞれの優しい表情はもちろん、背景の美しい尾道の街並みが相まって、美しくエモーショナルなビジュアルに仕上がっている。
さらに、本作で奇妙な関係性の二人を取り巻く追加キャストに、小野莉奈、永瀬莉子、中島ひろ子、宇野祥平らが出演することが発表された。陽平に想いを寄せる同僚の果南に小野、陽平が同棲していた元カノ・玲奈に永瀬、果南の叔母でスナックのママで霊媒師でもあるみさきに中島、陽平が住むアパートの不動産店主・奥田を宇野が演じる。