2022.09.12 19:30
DJキャレド『God Did』
2022.09.12 19:30
8月26日にニュー・アルバム『God Did』をリリースし、Billboard 200で1位を獲得したDJキャレド。今作もドレイク、リル・ウェイン、カニエ・ウェスト、エミネム、ジェイ・Z、フューチャーなどのビッグネームが参加しているが、DJキャレドが大物アーティストたちとコラボをする秘訣をGQのインタビューにて明かした。
「私は実際に音楽を作ることよりも、人間関係を重要視する。音楽は祝いだから、全員が納得して幸せな状態であることを大切にしている。内容が痛みについてであったとしても、世界に公開したとき、それは色んな意味で祝いになる」
実際に自分で作曲/制作をしていない場合も多く、どちらかというとプロジェクトマネージャーのような役割を担っているDJキャレドであるが、人間関係を良好に保つことにより大物アーティストを作品に呼ぶことができていると明かした。
過去にDJキャレドはバードマンによる〈Cash Money Records〉に所属していた。DJキャレドの友人であるリック・ロスは「Idols Become Rivals」という楽曲で、DJキャレドがバードマンに騙され、悪いレコード契約を掴まされていたと明かしている。その結果DJキャレドは2015年に〈Cash Money Records〉から脱退しているが、彼は2017年にラジオ番組「Breakfast Club」に出演した際に、このようにコメントしている。
「私は今でもBirdmanに感謝している。私は俺に様々な機会を与えてくれたし、自分が今までもらった機会すべてに感謝している。その機会がどんな結果になろうと、機会は機会なんだ。彼に感謝をしている」
彼はリック・ロスに感謝しながらも、自分のことを騙したと言われているバードマンに対しても感謝を述べている。リル・ウェインのように、レコード契約の問題でバードマンと仲違いするアーティストは多いなか、DJキャレドは関係を良好に保ち、実際に〈Cash Money Records〉に所属するアーティストたちとも頻繁にコラボをし続けている。
また、彼は自身について「他の人になろうとせず、そのままの自分であることが重要だ。私は神に恵まれた澄んだ美しい心を持っている」と、自分に対してオーセンティックであることも秘訣であると明かしている。