2025.08.29 19:00
髙地優吾が支える、人を傷つけない世界観 笑いたっぷりの本作だが、決して人を傷つけたり不快にさせるような笑いはない。この温かさの根源を担っているのは、作・演出の西田であり、主演の髙地優吾だろう。良介を演じる髙地の声は、普段の地声より少し高め。そこが、良介の愛らしさを醸し出している。踏んだり蹴ったりの役だけに、ともすると痛々しく見えてしまう。けれど、髙地の演じる良介は決して悲壮感がない。不憫なのにチャーミング。この絶妙な塩梅は、髙地の放つ愛されオーラの賜物だ。 場面転換の多い本作は、登場人物の出入りも必然的に多くなる。主演である髙地は出番が多い分、上手(かみて)から下手(しもて)へ、下手から上手へ<a href="https://bezzy.jp/2025/08/73149/">…
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