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月刊yami-Ani!-編集長yamiはアニメ愛を伝えたい- 第3回

『進撃の巨人』──展開も!キャストも!グッズも!全部が熱い超大作

2022.09.02 12:00

2022.09.02 12:00

『進撃の巨人』は圧倒的な力を持つ巨人と、それに抗う人間たちとの戦いを描いたダーク・ファンタジー漫画。2009年に『別冊少年マガジン』で連載を開始し、単行本世界累計発行部数1億部を突破した超ビッグタイトルです。伏線が張り巡らされた重厚なストーリーとスリリングな世界観が話題を呼び、2021年の完結まで驚きと衝撃の連続の展開で人気を博しました。

手に汗握る戦いが描かれた作品がもともと好きだというyami編集長。『進撃の巨人』名場面を振り返りつつ、作品が放つさまざまなメッセージや思い出を振り返ります。

アニメ『進撃の巨人』The Final Seasonキービジュアル
©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

──今回は『進撃の巨人』について色々お話しいただきます!

私が『進撃の巨人』を知ったのはアニメ1話の放送が始まった頃です。たしか、SNSを通してタイトルを知りました。もう10年ぐらいですね。まだまだ幼く、学生をしていた頃です。

──人間を捕食する“巨人”との戦いを軸にストーリーが展開されていく本作。1話から人間が食べられる描写があり、相当ショッキングなスタートですよね。学生時代に観た1話、超怖くなかったですか?

怖かったです!でもそれよりも、すごくオリジナリティのある世界観に触れた感動が大きくて、鳥肌が立った印象があります。
正直、最初はキャラクターの絵柄を独特に感じて「得意な作風じゃないかも?」と思いましたが、1話見終わる頃には癖のある絵柄もむしろ魅力に思えるほどこの世界観に引き込まれていました。『進撃の巨人』は本当にストーリーがすごいです。

──良い意味で最後まで展開が読めず、伏線がすごい作品なので、最初から最後まで常に驚かされました……。

そうですね!私はストーリーに驚かされて引き込まれるような作品が好きで、『ONE PIECE』の回にもお話しさせていただいたように、特に熱いバトルや戦いがあるものが好みです。
だから『進撃の巨人』も大好きなタイプの作品で、展開にどきどきして心が熱くなっていました。

──yamiさんが1番熱い展開!と思ったお話しはどこでしょうか?

とにかくずっとすごい展開が続く作品なのでいろいろありますが……アルミンが絶体絶命になったかと思いきや、実は生きていたシーンです。(アニメ 第55話「白夜」)
本当にもうだめかと思ったので、凄まじい展開を超えてあんな形で復活したのが衝撃でした。涙が出たのを覚えています。

──シリーズ屈指の超展開シーン……。私も泣いた覚えがあります。yamiさんも作品に豊かに感情移入しながら楽しむタイプなんですね。

結構、観ながら泣いたり笑ったりします。部屋で静かにぽろぽろ泣いて、声を出さずにコソコソ笑って観ているタイプです(笑)。
『進撃の巨人』のそういうシーンだと、ぱっと思いつくのは……まだ自らの巨人の力が制御できるかわからないエレンが、巨人の侵入を防ぐために、壁の近くにある大岩で壁の穴を塞ぐシーンです。(アニメ 第13話「 原初的欲求 ―トロスト区攻防戦 (9)―」)
あのシーンの迫力とアルミンやミカサたちを含めた、仲間の強い思いに感動して、感動の涙が出ました。

──結構、シリーズ序盤の山のシーンですよね。エレンの立ち位置がぐっと変わる重要なシーンです。

エレンを取り巻く仲間たちの話だと、リヴァイ班が身を挺してエレンを守ろうと戦ってくれたシーンも号泣しました。「我が班の勝利を信じてます!!  御武運を!!」のあそこです。1番泣いたのはあのシーンかもしれません。もう、とにかく悲しくて……。(アニメ 第21話「鉄槌~第57回壁外調査(5)~」)

──リヴァイ班が魅力的に描かれていたからこそ、より辛いシーンでしたね。『進撃の巨人』は登場人物が多く、多彩なキャラクターも魅力ですがお気に入りは?

1番好きなのはミカサです。ただでさえもともと強いキャラとして登場したのに、ずっと必死に生きて努力していて、心も強いというのが本当に素敵です……!作中のどのキャラよりもかっこいいと思います。もう、「ミカサ、私と結婚してー!」ってぐらい好きです(笑)。
大人気キャラのリヴァイ兵長もやっぱりとても好きです。性格もビジュアルも何もかも、完璧!って思います。すごくかっこいいです。

──リヴァイのキャラボイスはyamiさんもリスペクトしている神谷浩史さんが担当されていますね。『進撃の巨人』は声優陣の魅力も多彩です。

はい!私はアニメで『進撃の巨人』を楽しんでいましたが、リヴァイ兵長は声も完璧です(笑)。神谷さんのお芝居を初めて聞いた時「なんて素敵な声なんだろう」って思った覚えがあります。「声が素敵」という感想はシンプルですけど、声優さんへのリスペクトの中でかなり強い気持ちだと思っていて。声が素敵だとキャラクターがより魅力的に感じますね。

──「進撃の巨人」は多彩なメディアミックスも魅力的な作品だったので、楽しめる部分が多角的にたくさんありますね。

そういえば、進撃の巨人はグッズを買って楽しんだ思い出も深いです。『進撃の巨人』が始まった頃はまだ中国からグッズを買うのが難しかった頃でした。なので、日本に訪れた時にアニメグッズのショップでたくさん買い物をしていましたね。ガレージキッド・フィギュアには特に目がなかったです(笑)。

──最後に今回、yamiさんのお話を通して『進撃の巨人』を観てみようと思った方、また見直そうと思った方にメッセージをお願いします。

『進撃の巨人』はオリジナリティのある素晴らしいストーリーと、たくさんの登場人物が本当に魅力的な作品です。
私はこの作品に勇気をもらいました。「たとえ今すごく辛い状況でも、良い未来に向けて人は努力をし続ければならない」という風に思わせてくれると思います。

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作品情報

「進撃の巨人」The Final Season

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

「進撃の巨人」The Final Season

ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。それでもなお、彼らは進み続けなければならない。壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。

—やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた……」壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。

果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……?エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。

The Final Season Part 2 各配信サイトで配信中
The Final Season 完結編 NHK総合にて2023年放送決定

公式サイト

スタッフ&キャスト

原作:諫山 創(別冊少年マガジン/講談社)
監督:林祐一郎
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイン:岸 友洋
総作画監督:新沼大祐、秋田 学(Part 2のみ)
音楽:KOHTA YAMAMOTO / 澤野弘之
制作:MAPPA

声の出演:梶 裕貴、石川由依、井上麻里奈、下野 紘、三上枝織、谷山紀章、細谷佳正、朴 璐美、神谷浩史、子安武人、花江夏樹、佐倉綾音、沼倉愛美、増田俊樹、松風雅也

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