2022.08.29 12:00
2022.08.29 12:00
『カーズ』シリーズ最新作のオリジナル短編アニメーションシリーズ『カーズ・オン・ザ・ロード』が、9月8日(木)よりディズニー公式動画配信サービス、Disney+(ディズニープラス)にて全9話一挙独占配信されることが決定した。
2006年に第1作目の映画が製作された『カーズ』シリーズ。最新作の配信開始に先駆けて、メーター役の声優を山口智充が続投することを発表。あわせてコメントも到着した。
本作は、ライトニング・マックィーンと親友のメーターが、メーターの姉の結婚式に出席するために、地元のラジエーター・スプリングスから飛び出し、旅をする物語。旅の道中で、驚くような出来事や魅力的 な新キャラクターが登場し、行く先々で冒険が展開する。
前作『カーズ/クロスロード』からは5年ぶりにメーターを演じた感想を山口に聞くと、「また声をかけていただいてすごく光栄でした」と喜びを語った。
しかし、実はメーターの声を出せるかどうかが最初は不安だったことを吐露。「今までメーターのモノマネは僕が一番うまかったんです(笑)。なかなか家で練習してもうまくいくものではないので、実際やってみて、監督からも『違う』と言われなかったのでよかった。やっているうちにどんどん乗ってきましたね。メーターが憑依してくるというか…」と話し、すぐにメーター役に戻れたことを明かした。
そして、「16年経っても『カーズ』の人気が色褪せないのは大きいですね。16年前に見ていた子はもしかしたら親になってる人もいるかもしれない。うちの長男も最初の映画が出た時は小さかったのが、今は24歳になったので感慨深いです」と、親目線で作品への想いを話った。
『カーズ』シリーズ初の短編アニメーションシリーズである今作の感想を聞くと、「短編ではなく長編映画の一部のような感じでハリウッド映画の雰囲気だったのですごいと思いました」と、スケールの大きさに驚いた様子を語った。また、様々なエピソードを楽しめる短編ならではの魅力を、「短編集ですけど全作面白かった! 全部見ると超お得な気持ちになりました」とコメント。さらに、「『実はメーターの声ってぐっさんなんですよね?』って言われるとすごく嬉しい」と続けた。
お笑い芸人である山口は、声優という仕事に対する葛藤があると言い、「自分が生まれ持った声を認めていただけるのはすごく光栄なことです。ただ、やはり僕らは自分のメッセージを出していく職業なので、演出家に乗っかる責任をすごく感じます。あくまでも主役は映っているキャラクターなので『ぐっさん』が 出たら出たでよくないし、ある意味、“山口智充”という人を生かしているのか殺しているのか微妙なところ。なので、葛藤がずっとあります。でも結果として、『ぐっさんの声だって知らなかった』と言われる方が嬉しいです」と率直な気持ちを述べた。
そして、最後に、本作を楽しみにしているファンに、「今回の新作も裏切らず、今までの『カーズ』の世界観満載で、さらにパワーアップした作品になっています。また一つ、世の中をハッピーにする作品ができたことを楽しみにしていてください。大人も子供もみんなが楽しめる作品です。一緒に楽しみましょう!」とメッセージを贈った。