“ぜんぜんパーフェクトじゃない恋愛物語”
稲垣吾郎主演映画『窓辺にて』11月4日全国公開 ティザービジュアル&場面写真が解禁
2022.08.21 11:00
2022.08.21 11:00
稲垣吾郎が主演を務める映画『窓辺にて』の全国公開日が11月4日(金)に決定し、ティザービジュアルと場面写真9枚が解禁された。
映画『窓辺にて』は、『愛がなんだ』『街の上で』などの今泉力哉監督による完全オリジナル脚本の作品。話題作を連発する同監督は、一筋縄ではいかない繊細な恋人たちの心の機微を描き、その恋愛観が熱烈に支持されてきた。特にオリジナルラブストーリーには定評があり、17作目となる『窓辺にて』は今泉組に初参加となる稲垣吾郎を迎え、今泉ワールドの特徴でもある等身大の恋愛模様に加え、これまで以上に好きという感情そのものについて深く掘り下げた、美くてちょっぴり可笑しい大人のラブストーリーとなっている。
このたび解禁されたティザービジュアルは、稲垣演じる妻についてある悩みを持つ主人公の市川茂巳が、喫茶店で一人パフェを楽しもうとしているシーンが切り取られている。稲垣の清らかな佇まいとその表情から、店内に流れる時間まで感じられそうな雰囲気のあるビジュアルに仕上がっているが、本ビジュアルには“ぜんぜんパーフェクトじゃない恋愛物語”というキャッチコピーも添えられている。言葉だけだと“失恋“や“うまくいかない恋愛”を想起させたりもするコピーだが、パフェの語源はフランス語のパルフェ(=完璧な・完全なデザート)、つまり「パーフェクト」であり、ビジュアルと合わさることで、温かみもありつつ、一筋縄ではいかない恋愛映画をうまく表現している。
共演には、稲垣演じる市川の妻・紗衣役に儚げな存在感で観客を魅了し続け、『母性』の公開が控える中村ゆり、高校生作家・久保留亜役に『ホリック xxxHOLiC』など多数の話題作に引っ張りだこの玉城ティナ、市川の友人でプロスポーツ選手の有坂正嗣役に今泉監督作作品の常連で『街の上で』で主演を務めた若葉竜也、有坂の妻・ゆきの役に幅広い役柄でキャラクターを演じ分ける『架空 OL 日記』の志田未来、そして紗衣と浮気している売れっ子小説家・荒川円役に『裸足で鳴らしてみせろ』出演の若手俳優・佐々木詩音が決定している。個性的な俳優陣が今泉組に集結、濃密でほろ苦い愛についての群像劇が展開する。
なお、本作の主題歌を映画『空のレストラン』の主題歌などを担当したスカートが手掛け、劇伴は、抒情派エレクトロ・ダブ・バンド、あらかじめ決められた恋人たちへの池永正二が担当する。