スターになるまでストーリーが描かれる
J.I.DがJ. コールと自身の父親をフィーチャリングした新曲「2007」をリリース
2022.08.19 18:30
J.I.D「Surround Sound」
2022.08.19 18:30
アトランタ出身のラッパーJ.I.Dが、J. コールと自身の父親をフィーチャリングした楽曲「2007」をリリースした。
2017年にトップラッパーのJ. コールに才能を見出され、<Dreamville Records>と契約したJ.I.D。「ちょこまか動く(Jittery)」と祖母に呼ばれていたことから命名されたラップネーム通り、韻の踏み方とフローはヒップホップ業界で非常に高く評価されている。2021年には、イマジン・ドラゴンズとのコラボ曲「Enemy」で大ヒットを記録した。
新曲「2007」には、J. コールと自身の父親の他にも<Dreamville Records>の代表Ibrahim Hamadが参加しており、J.I.Dがラップを始めてから今に至るまでのストーリーが巧みに描かれている。プロフットボール選手になれないことをさとり、ラッパーになるために父親と喧嘩して家を出た過去や、J.コールがJ.I.Dと契約した理由などが明かされている。
また、J.I.Dは「2007」について以下のように語っている。
「ニュー・アルバム『The Forever Story』のリリースが近づくなか、一貫した作品を作るプロセスを共有したかった。本当であれば、このアルバムでは自分のオリジンとなるストーリーを描きたかった。2年間この曲の作業をしていて、本来であればアルバムの最後の曲になるはずだった。上手くいかなく、収録はされないけど、このストーリーは自分が描きたい絵には重要すぎた。このプロジェクトは、今までで最も重く、自分の表現を作る上で生まれた脆弱性に誇りを持っている」
J.I.Dのニュー・アルバム『The Forever Story』は8月26日にリリースされる。