TikTokで400億再生突破の新鋭ラッパーが語る
楽曲「Billie Eilish」がバイラルヒット!SNSで話題の曲がビリー・アイリッシュ公認になった経緯
2022.08.18 19:10
Armani White「Billie Eilish」
2022.08.18 19:10
楽曲「Billie Eilish」がTikTokで400億再生、Spotifyで4000万再生を突破し、バイラルヒットとなったフィラデルフィア出身のラッパーArmani White(アルマーニ・ホワイト)。N.O.R.E.による2002年のヒット曲「Nothin’」をサンプリングし、人気ポップスター・ビリー・アイリッシュの名前をそのままタイトルにした楽曲であるが、ビリー・アイリッシュ公認の楽曲になった経緯をHIPHOP N MOREにて語っている。
2022年2月に楽曲「Billie Eilish」の一部をTikTokでプレビューしたArmani White。その動画がきっかけで既に「Billie Eilish」はバイラルになっていたが、楽曲を正式にリリースしようとした際に、ユニバーサル・ミュージックに「ビリー・アイリッシュ本人から許可を取らないとリリースすることはできない」と警告されたようだ。一度はリリースを諦めかけたようで、「かなり落ち込んだよ。だってビリー・アイリッシュに連絡して許可をもらえる人なんているのか?」と、当時の心境を明かしている。
しかしSNSの力により、彼の願いは叶った。Armani Whiteは以下のように語っている。
「今年の4月ぐらいには、絶対にリリースされないだろうと落ち込んでいた。既にあんなに盛り上がっていたのにリリースできないなんて、自分の音楽キャリアが終わったと思ったよ(笑)。ある日、クリエイティブ・ディレクターが何度も電話をかけてきたけど、俺は電話を取らなかったんだ。そしたらビリー・アイリッシュ本人が楽曲をSNSに投稿してくれたというメッセージが届いて、俺は思わず携帯を落とした。“いや嘘でしょ…”と思って、階段を何回も上り下りしたよ。」
「リリースするには、彼女が投稿してくれるだけで十分だったんだ。ユニバーサルから許可が降りて、リリースすることができた。」
既にバイラルヒットしていたにも関わらず、「ビリー・アイリッシュ本人の許可を取らないといけない」という理由で、正式リリースを諦めかけていたと明かしたArmani White。しかし、ビリー・アイリッシュ本人がSNSに投稿してくれたおかげで、リリースの許可が降りたのだ。
「Billie Eilish」は今年の5月にリリースされ、Armani Whiteは先日名門ヒップホップレーベル <Def Jam Recordings>と契約したとも発表していた。