本人からのコメントも到着
須田景凪が映画『僕が愛したすべての君へ』主題歌を書き下ろし、楽曲を使用した本予告公開
2022.08.05 10:00
2022.08.05 10:00
須田景凪が、2022年10月7日(金)公開の映画『僕が愛したすべての君へ』の主題歌「雲を恋う」を書き下ろし提供した。映画の本予告が解禁となり、楽曲の一部を聴くことができる。
2013年よりボカロP”バルーン”としての活動を開始し、代表曲『シャルル』のYouTubeでの再生数はセルフカバーバージョンと合わせ1億回以上を記録、8月6日には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」への初出演も決まっているシンガーソングライターの須田。
そんな須田が主題歌を書き下ろした映画『僕が愛したすべての君へ』、そしてSaucyDogが主題歌を担当する映画『君を愛したひとりの僕へ』は、2016年6月に刊行された乙野四方字(おとの よもじ)の小説を原作としたアニメーション映画で2作同日公開となる。
映画『僕が愛したすべての君へ』は、“並行世界”を行き来することができる同じ名前のふたりの少年が、それぞれの世界でひとりの少女と恋に落ちるラブストーリー。ふたつの世界が絡み合い交差し、お互いがお互いの世界を支え合っている、そんな斬新な設定が話題となり原作は累計発行部数31万部を突破。
映画『僕が愛したすべての君へ』は、松本淳監督、BAKKEN RECORDが制作。『君を愛したひとりの僕へ』は、カサヰケンイチ監督、制作をトムス・エンタテインメントが担当。
そして『僕愛』『君愛』2作品の主人公である暦を、声優初挑戦ながら宮沢氷魚が一人二役で演じた。『僕愛』で暦と恋仲になるヒロイン・和音は橋本愛、『君愛』で暦と恋仲になるヒロイン・栞は蒔田彩珠が担当している。
今回公開された『僕愛』『君愛』の本予告では、声優を務めた宮沢、橋本、蒔田の3人の声が入り、須田景凪、Saucy Dogの2組が本作のために書き下ろした主題歌が加わり、それぞれの世界観が一層感じられる映像となっている。
『僕愛』の本予告では、宮沢演じる暦の「あの時はまだ僕たちは同じ世界にいたんだね」というナレーションから始まり、須田景凪の創り出すキャッチーでノスタルジックなメロディの主題歌が入り、映像の世界観が一気に広がる。高校生の暦は、クラスメイトである橋本演じる和音から声をかけられ、自分は85離れた世界からきており、向こうの世界ではふたりは恋人同士という事実を告げられる。そんな和音に暦はいつしか惹かれ、ふたりが人生を共にしていく“選択”をしたことが伺える映像になっている。
本作のために書き下ろした主題歌について、須田からのコメントも到着している。
須田景凪コメント
今回、映画『僕が愛したすべての君へ』への主題歌に「雲を恋う」という楽曲を書かせて頂きました。
最初に絵コンテを見せて頂き、既に繊細な情景や心模様が描かれていたことがとても印象に残っています。
様々な関係性の形がある中で、共犯者で在れるように音楽を作りました。
過去が霞んで行って未来のことがわからずとも、確かなものがあると信じています。
少しでも、この映画を彩る事が出来れば幸せです。